福島の食の可能性を体感 FFPが新商品発表会を開催
県産農林水産資源を活用した新商品創出を目指す福島県の「ふくしまフードプロジェクト(FFP)」は、3月20日に郡山市で6次化商品発表会・成果報告会を開催しました。これまでに完成した5つの新商品が発表され、出席者は事業者間の連携によって広がる福島の食の可能性を実際に体感する機会となりました。
多様な事業者が参加 15プロジェクトから5商品が誕生
昨年8月から活動を展開しているFFPには、県内の農林漁業者や食品事業者、卸・小売事業者、金融機関など、広く食のビジネスに関わる事業者が参加しています。本年度は15のプロジェクトが発足し、そのうち4つのプロジェクトから合計5つの商品が生まれました。
新商品の詳細と販売情報
大熊町いちごカレーは、「おおくまベリー」を生産するネクサスファームおおくま(大熊町)とマルト(いわき市)などが連携して開発したレトルトカレーです。まろやかでフルーティーな味わいに仕上げられており、3月20日から駅前店を除くマルト全店で販売が予定されています。価格は398円(税別)です。
サムライ肉餃子は、浪江町のランドビルドファームのニンニク「サムライガーリック」を使用しています。磐城飯店(いわき市)が加工したこの商品は、駅前店などを除くマルトの31店舗で期間限定で販売中です。国産原料にこだわり、肉やニンニクなどのうまみを堪能できる一品となっています。価格は6個入り540円(税別)、4個入り360円(同)です。
猪苗代町の吾妻食品が農業生産法人エガワコントラクターと連携して開発した調味料「会津喜多方 雪下ねぎのねぎ塩だれ」と「会津喜多方 雪下ねぎのねぎキムチだれ」は、数量限定で3月上旬の発売を予定しています。また、商品化された「猪苗代産ニラのしょうゆ漬け」はすでに完売しました。
新年度も継続 FFPの取り組みに期待
県は新年度もFFPの取り組みを継続する方針で、本年度からの継続プロジェクトや新規プロジェクトによる新商品の創出を支援していく計画です。
二つの新商品を紹介したマルト商事商品本部の安島大司常務・本部長は、FFPには多様な人とつながれるメリットがあると強調しました。「本県生産者の素晴らしい農林水産物を連携して発信し、『おいしい』から地元生産者、消費者の笑顔の好循環をつくりたい」と語り、プロジェクトへの意欲を示しました。



