フランスで開催された酒品評会「Kura Master(クラマスター)」の審査結果が11日、発表されました。福島県内の蔵元が素晴らしい成果を収め、特に大和川酒造店(喜多方市)の「純米大吟醸いのち」が純米大吟醸酒(精米歩合36~50%)部門でプラチナ賞に選ばれ、さらに優秀賞も受賞しました。
クラマスターとは
クラマスターは、フランスで開催される日本酒の国際的な品評会です。今年は日本酒を純米大吟醸、純米酒、サケスパークリング、古酒など9部門に分け、計1252点が出品されました。審査員はソムリエやレストランオーナーなどが務め、各部門でプラチナ賞や金賞を選出しました。
審査の流れ
プラチナ賞の中から各部門5~10銘柄が決勝に進み、その中から優秀賞と、各部門の1位となる審査員賞が決定されます。さらに、審査員賞の中から最高賞「プレジデント賞」が選ばれ、9月30日にパリの在仏日本国大使公邸で発表・授賞式が行われます。
福島県内蔵元の受賞
大和川酒造店の「純米大吟醸いのち」がプラチナ賞と優秀賞を獲得したほか、矢沢酒造店(矢祭町)の「白孔雀」が純米大吟醸酒(36~50%)部門で、豊国酒造(古殿町)の「一歩己 純米酒」が純米酒(51~65%)部門でそれぞれ金賞を受賞しました。
大和川酒造店の喜び
大和川酒造店の佐藤雅一代表社員は、「穏やかな香りで上品な甘さに仕上がった。酒造好適米の山田錦など原料は全て喜多方産です。喜多方の地域や風土が他国で評価されたのはうれしい」とコメントしました。
矢沢酒造店の初受賞
矢沢酒造店の矢沢真裕社長は、「白孔雀は過去にインターナショナル・サケ・チャレンジで最高賞を受賞していますが、クラマスターは初受賞で大変うれしく思います。これからも喜ばれる酒を造っていきたい」と述べました。
豊国酒造の新設備
豊国酒造の矢内賢征代表・醸造責任者は、「新しい設備を使っての仕込みで、クリアでジューシーな味わいに仕上げることができました。今後も国内外で評価される酒造りに励んでいきたい」と語りました。
福島の日本酒が世界で認められた今回の結果は、地元の誇りとなるでしょう。今後のさらなる活躍が期待されます。



