埼玉県の狭山茶、新茶摘みが本格化 入間・所沢・狭山で春の風物詩
埼玉・狭山茶の新茶摘み始まる 春の風物詩が各地で

埼玉県の狭山茶産地で新茶摘みが本格的に始まる

埼玉県を代表するお茶の産地である狭山茶の生産地、入間市、所沢市、狭山市において、露地栽培による新茶の摘み取りが本格的に始まりました。春の訪れとともに、茶畑では鮮やかな緑色の茶葉が輝き、地域の農家や協力者たちが丁寧な手摘み作業に励んでいます。

高品質な茶葉に期待 奥富園では「ふくみどり」を摘み取り

狭山市加佐志にある奥富園の茶畑では、4月21日、近隣の協力者や茶摘み体験に参加した摘み子ら約25人が集まり、香り豊かな高級品種「ふくみどり」の摘み取りを行いました。同園は約500平方メートルの茶畑を有し、2021年の全国茶品評会普通煎茶4キロの部で農林水産大臣賞を受賞した実績を持つことで知られています。

奥富園の15代目、奥富雅浩さん(46)は、今年の茶葉の生育について「4月に気温が上昇し、適度な降雨もあったため、茶葉が肥料を十分に吸収しています。高品質なお茶が期待できる状況です」と笑顔で語りました。春の気候条件が茶葉の成長に好影響を与え、芳醇な味わいが期待されています。

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各地で新茶を楽しむイベントが開催 試飲や体験プログラムも

新茶シーズンの到来を祝い、各市では多彩な催しが計画されています。狭山市では「狭山新茶まつり」が4月29日に市役所で開催され、新茶の試飲や茶摘み体験、手揉み茶の実演などが楽しめます。

入間市では「八十八夜新茶まつり」が5月2日に市役所脇の茶畑で行われ、茶摘み体験や新茶の一煎パックの無料配布(先着順)、湯茶の接待などが予定されています。所沢市の「ところざわ新茶まつり」は5月23日に西武線所沢駅西口の商業施設エミテラス所沢で開催され、新茶の試飲ブース(参加費100円)や茶スイーツの販売などが行われます。

春日部市では藤まつりも開催 1.1キロの藤棚が紫色に染まる

一方、春日部市では中心部の「ふじ通り」で、約200本のフジの花が見ごろを迎えています。全長1.1キロにわたる藤棚は街路樹として日本最長とされ、房の長さや花の色が異なる7種類のフジが植えられています。4月26日には恒例の「藤まつり」が開催され、流し踊りや和太鼓、キッズダンス、よさこい・ソーラン、吹奏楽などの演目が披露されます。

また、春日部市が舞台の人気アニメ「クレヨンしんちゃん」のキャラクターが参加するパレードも行われ、地域の春の風物詩として多くの来場者を楽しませる予定です。藤まつりは午前10時半から午後4時まで開催され、雨天の場合は4月29日に順延されます。

埼玉県内では、狭山茶の新茶摘みと春日部の藤まつりという二つの春のイベントが同時に進行し、地域の魅力を発信しています。茶農家たちは高品質なお茶の生産に努め、市民や観光客は新茶の香りと藤の花の美しさを満喫できる季節となりました。

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