ミズノ、海外売上比率50%へ拡大を目指す 水野社長が地域別投資戦略を表明
ミズノ海外売上50%へ 地域別投資で拡大戦略 (12.03.2026)

ミズノが海外売上比率50%への拡大方針を発表 地域特性に応じた投資戦略を強化

スポーツ用品大手のミズノは、海外事業のさらなる拡大に向けて積極的な投資戦略を打ち出した。同社の水野明人社長が3月12日、大阪市中央区で開催された関西プレスクラブの会合において講演を行い、海外売上比率の大幅な引き上げ目標を明らかにした。

海外売上比率を39%から50%以上へ引き上げる目標

水野社長によれば、2025年3月期におけるミズノの海外売上比率は39%であったが、今後は「早い時点で50%か、もう少し増やしたい」と述べ、海外市場への本格的な進出を加速させる意向を示した。この目標達成に向けて、同社は国や地域ごとに合わせた商品開発への投資を強化する方針を明確にした。

地域別の市場特性を活かした戦略的投資を推進

講演の中で水野社長は、主要市場におけるスポーツ分野の好調さについて具体的に言及した。東南アジアではバドミントン欧州ではサッカー米国ではゴルフの市場がそれぞれ堅調に推移していると指摘。これらの地域特性を踏まえ、「何に投資し、何にリターンを求めるかを見極めると成果につながりやすい」と述べ、戦略的な資源配分の重要性を強調した。

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この地域別アプローチは、単なる販売拡大ではなく、現地のニーズに応じた商品開発とマーケティングを深化させることを目的としている。ミズノは各市場の競争環境や消費者の嗜好を詳細に分析し、最適な投資判断を行うことで、グローバルなシェア拡大を図る構えだ。

野球日本代表への応援と今後の展望

また、水野社長はミズノがユニホームを提供する野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に対して、「ぜひ連覇を」とエールを送った。これは同社のスポーツへの深い関与と、アスリート支援への継続的な取り組みを反映している。

ミズノの今回の発表は、グローバル市場におけるスポーツ用品業界の競争激化を背景に、持続的な成長を確保するための重要な戦略転換点と位置付けられる。地域に根差した投資と商品開発を通じて、海外売上比率の向上を目指す同社の動向は、今後の業界全体にも影響を与える可能性が高い。

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