栃木県小山市は4月30日、渡良瀬遊水地第2調節池(下生井)に設置された人工巣塔で、国の特別天然記念物であるコウノトリのひな3羽を確認したと発表しました。同所でのひなの誕生は、これで7年連続となります。
親鳥は「ひかる」と「レイ」のペア
今回、ひなを育てているのは、雄の「ひかる」(10歳)と雌の「レイ」(7歳)のつがいです。小山市によると、3月17日ごろから産卵が始まったとみられ、4月20日には親鳥が餌を吐き出す行動が確認され、ふ化が推定されていました。
順調に育てば6月下旬~7月上旬に巣立ち
ひなたちが順調に成長すれば、6月下旬から7月上旬にかけて巣立つ見込みです。地元のNPO法人「わたらせ未来基金」の青木章彦理事長が撮影した写真には、3羽のひなに餌を与える親鳥の姿が捉えられています。
コウノトリは国の特別天然記念物に指定されており、その繁殖は環境の豊かさを示す指標とされています。渡良瀬遊水地では、人工巣塔の設置や環境整備など、コウノトリの営巣を支援する取り組みが続けられています。



