佐賀県産米「さがびより」が16年連続で最高評価の特Aを獲得、北海道「ななつぼし」と並び最長記録を更新
日本穀物検定協会が発表した2025年産米の食味ランキングにおいて、佐賀県が開発した品種「さがびより」が16年連続で最高評価の「特A」を獲得しました。同時に、同県の「夢しずく」も3年連続で特Aを獲得し、佐賀県産米の高品質が改めて証明されました。さがびよりは、北海道の「ななつぼし」と並び、特Aの最長記録を更新する快挙を達成しています。
食味ランキングの審査結果と全国の出品状況
今回の食味ランキングは2026年2月27日に発表され、全国から144点の米が出品されました。審査は「外観」「香り」「味」など6項目にわたって行われ、その結果、43点が特A評価を獲得しました。これは前年比で4点増加しており、全国的に米の品質向上が進んでいることを示しています。
さがびよりと夢しずくの特徴と栽培状況
「さがびより」は2009年から本格的な栽培が始まった品種で、粒が大きく、食感やツヤに優れ、冷めてもおいしく食べられることが特長です。一方、「夢しずく」は2000年から栽培が始まり、収穫時期が早く新米をいち早く楽しめることや、ほどよい粘りが人気を集めています。
2025年産米の作付面積では、さがびよりが8050ヘクタールで全体の33.5%、夢しずくが6070ヘクタールで25.3%を占めています。同年は梅雨明けが早く、田植え直後から猛暑に見舞われましたが、生産者は水を多く入れることで水温を下げるなどの対策を取り、高品質な米の生産に努めました。
関係者の喜びと今後の展望
佐賀市で開かれた記者会見で、JAさがの楠泰誠代表理事組合長は「生産者のみなさんの日頃の尽力や協力に感謝している。米産地として自信と誇りを持って高品質な佐賀米を届けられるよう努めたい」と語り、関係者が一丸となった取り組みの成果を喜びました。この記録更新は、佐賀県の農業技術と生産者の努力が結実した証と言えるでしょう。
