浪江町でギネス世界記録挑戦 356人が4種の焼きそばを完食し新記録樹立
浪江町で焼きそばギネス記録 356人が完食し新記録 (21.03.2026)

浪江町で焼きそばのギネス世界記録挑戦 356人が完食し新記録を樹立

福島県浪江町で20日、ご当地グルメ「なみえ焼そば」を中心とした4種類の焼きそばを試食した人数のギネス世界記録に挑戦するイベントが開催され、町内外から集まった356人の参加者が完食を達成し、見事に新記録を打ち立てました。このイベントは、道の駅なみえの開業5周年を記念した行事の一環として実施され、なみえ焼そばのPRと新たな名物焼きそばの商品開発を目的としています。

4種類の焼きそばを一斉試食 会場は歓喜に沸く

イベントでは、なみえ焼そばをはじめ、ナポリタン風、スパイシーカレー太麺、海鮮あんかけの焼きそばの4種類が振る舞われました。吉田栄光町長、町のふるさと応援大使を務めるアイドルグループ「LumiUnion(ルミユニオン、旧浪江女子発組合)」、そして焼きそば好きの一般参加者らが一斉に試食に挑みました。これまで同様の記録は存在せず、公式認定員から記録樹立が伝えられると、会場は大きな歓声と拍手に包まれ、喜びに沸き立ちました。

家族4人で参加したいわき市の5歳の子どもは、「なみえ焼そばが一番おいしかった」と笑顔で話し、地元の味を楽しむ様子が印象的でした。参加者たちは、なみえ焼そばに代表される太麺のように強い絆で結ばれ、記録達成を共に祝いました。

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なみえ焼そばの歴史と地域活性化への取り組み

なみえ焼そばは、極太麺が特徴で、50年以上前から浪江町で親しまれてきた郷土料理です。2008年には、町商工会青年部を中心に町おこし団体「浪江焼麺太国」が設立され、ご当地グルメとしての認知拡大に努めてきました。2017年には活動が認められ、町商工会が「なみえ焼そば」の地域団体商標を取得し、震災後も提供店マップの作成や小学校での焼きそば授業、各種イベントの開催を通じて、地域の魅力発信に取り組んでいます。

一方で、昨年秋にはPR活動資金のために提供店から商標のロイヤルティーを徴収し始めたものの、後に商標の権利範囲が及んでいなかったことが判明しました。現在は、賛同を得た提供店から協力金として徴収する形に変更し、地元の飲食店の多くから支持を得ています。この経緯を踏まえ、事業者や団体が連携したイベントなどを通じて、なみえ焼そばの魅力発信を強化し、地域経済の活性化を図っています。

今回のギネス世界記録挑戦は、そんな地元の結束力を示す象徴的な出来事となり、浪江町の復興と未来への希望を感じさせる機会となりました。参加者たちは、焼きそばを頬張りながら、地域の絆と伝統を再確認し、新たな記録の誕生を心から祝福しました。

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