大阪・関西万博日本館の成果を記録「レガシーブック」公開、181万人来館や生ゴミ再利用など紹介
万博日本館の成果「レガシーブック」公開、181万人来館や生ゴミ再利用

大阪・関西万博日本館の成果を記録した「レガシーブック」が公開

政府は、大阪・関西万博に出展した日本館の成果や閉幕後の活用事例を詳細に記録した「レガシーブック」をまとめました。このレガシーブックは、経済産業省のホームページで近く無料公開される予定です。全43ページにわたる内容は、万博期間中の来館者数や環境への取り組み、さらには閉幕後の資源再利用の事例など、多岐にわたる成果を網羅しています。

半年間で延べ約181万人が訪問、生ゴミ89トンを再利用

レガシーブックによると、日本館は半年間の会期中に延べ約181万人の訪問者を記録しました。これは、万博会場内でも特に高い人気を集めたことを示しています。さらに、環境配慮の取り組みとして、会場内の一部飲食店から出た生ゴミ計89トンを回収し、館内に設置されたバイオガスプラントで処理しました。この生ゴミの量は、一般家庭で約477年分に相当する膨大なもので、電気や水として再利用されることで、持続可能な社会への貢献が実証されました。

閉幕後の資源再利用事例も詳細に紹介

日本館の内外壁に使用された木材「CLT(直交集成板)」は、竹中工務店や高知県、和歌山県串本町など全国13の団体・自治体で再利用される計画です。また、スタッフが着用したユニホームは、大阪府内の教育機関でフラワーポット(植木鉢)として活用されるなど、廃棄物を最小限に抑える取り組みが進められています。これらの事例は、万博後の資源循環を促進するモデルケースとして注目されています。

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来館者アンケートで環境意識の変化を確認

約400人の来館者を対象に実施したアンケート結果も掲載されており、94.5%が「ゴミを捨てる意識が変わった」と回答しました。特に、藻類に扮した人気キャラクター「ハローキティ」のオブジェ効果により、微生物の可能性を実感した人は97%に上り、環境教育の面でも大きな成果を上げたことが明らかになりました。

音声ガイド付き動画も3月に公開予定

政府は、日本館の中を音声ガイド付きで観覧できる動画を作成中で、3月にも公開する方針です。この動画は、来館できなかった人々にも日本館の魅力を伝えるとともに、万博のレガシーを広く共有する役割を果たすことが期待されています。

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