パソナ、淡路島に万博展示を再現する複合施設を秋開業へ
パソナグループは4月3日、大阪・関西万博で出展したパビリオンの展示内容を再び体験できる複合施設を、今年秋ごろに兵庫県・淡路島で開業すると発表しました。この施設では、万博で注目を集めた展示の約8割から9割を再現し、来場者が実際に体感できるように設計されています。
万博で人気を博した展示を再現
パソナは万博で、生命の進化や未来の眠りをテーマにした展示館「パソナ ネイチャーバース」を出展しました。特に、iPS細胞技術を活用した「動く心臓」の展示は大きな反響を呼び、約215万人が来場する人気を集めました。複合施設では、この「動く心臓」に加えて、iPS細胞から作製された「心筋シート」も紹介する予定です。
さらに、土の中に生息する微生物の働きを分かりやすく説明した空間や、理想的な眠りを体験できるベッドなど、多様な展示を用意します。これにより、万博期間中に展示を見逃した人々にも、新たな機会を提供することを目指しています。
山本絹子副社長が意図を語る
大阪市で開催された記者会見で、山本絹子副社長は「万博で見られなかった人にも、これらの展示を見てもらう機会をつくりたいと考えています。淡路島という自然豊かな環境で、生命科学の魅力をより深く伝えられる施設にしたい」と述べました。この発言は、施設が単なる展示の再現にとどまらず、教育や地域活性化にも貢献することを示唆しています。
複合施設の開業により、淡路島周辺の観光や経済への波及効果も期待されています。パソナグループは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、この施設を運営していく方針です。



