広島県三次市に妖怪ベンチが登場 江戸時代の「人面草紙」をモチーフに
広島県三次市三次町にある「三次もののけミュージアム」の近くに、ユニークな「もののけベンチ」が新たに設置されました。このベンチは、観光客の休憩場所としてだけでなく、フォトスポットとしても大きな注目を集めています。
古刹の門前に設置された妖怪オブジェ
もののけベンチは、三次地区にぎわい創出事業実行委員会が企画し、ミュージアム東側の石畳通りにある古刹・三勝寺の門前に、3月30日に設置されました。この場所は、歴史的な雰囲気と妖怪テーマが融合する絶好のスポットとなっています。
ベンチのデザインは、三次もののけミュージアムが所蔵する江戸時代の「人面草紙」に登場する妖怪をモチーフにしています。着物姿の妖怪オブジェがベンチに座っており、訪れた人々はこの妖怪と一緒に座って写真を撮ることができます。
団子を食べる妖怪の伝承を現代に
ミュージアムの担当者によると、人面草紙には妖怪が団子を食べる場面が描かれているそうです。このことから、担当者は「ベンチで団子を食べると、もののけも喜ぶかもしれません」と話しています。この発言は、伝統的な妖怪文化を現代の観光体験に結びつけるユニークなアイデアを示しています。
三次もののけミュージアムは、妖怪をテーマにした施設として知られており、地域の観光振興に重要な役割を果たしています。今回のもののけベンチ設置は、その取り組みの一環として実施されました。
観光客にとっては、歴史的な寺社と妖怪文化を同時に楽しめる新たな体験が提供されることになります。地域の活性化を目指す関係者たちは、このベンチが多くの人々に親しまれ、三次市の魅力をさらに広めることを期待しています。



