岡山県の外国人宿泊者数が過去最高67万人に 万博と瀬戸芸効果で大幅増加
岡山の外国人宿泊者数が過去最高67万人に 万博効果で増加 (06.03.2026)

岡山県の外国人宿泊者数が過去最高を更新 万博と芸術祭の相乗効果で大幅増加

岡山県は3月6日、2025年の県内における外国人延べ宿泊者数(速報値)が67万6730人に達し、調査を開始した2007年以降で過去最高となったことを発表しました。前年の確定値と比較すると、16万2730人の大幅な増加を示しており、県観光課の担当者は「大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の開催により、訪日外国人客(インバウンド)の増加が県内への誘客に大きく貢献した」と分析しています。

コロナ禍からの回復と持続的な成長傾向

観光庁の速報値に基づく統計によると、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年には延べ宿泊者数が48万6600人でしたが、パンデミックの影響が深刻だった2021年には2万1900人まで落ち込みました。その後、コロナ禍で運休していた飛行機の直行便が再開するなど、回復基調が続き、2024年にはコロナ禍前の水準を上回る51万4000人まで回復。2025年にはさらに伸びを見せ、記録的な数字を達成しました。

出身地別の内訳と地域別の特徴

出身地別では、以下のように台湾からの訪問者が最も多く、全体の約45%を占めています。

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  • 台湾:28万5500人(前年比11万2440人増)
  • 中国:6万7380人(同1万2320人増)
  • 香港:2万4410人(同1140人減)

また、シンガポール(同2110人増)やマレーシア(同850人増)など、東南アジア地域からの宿泊者数も好調に推移しており、多様な国・地域からの訪問が岡山県の観光を支えています。

国際情勢の影響と今後の展望

一方で、2026年2月末には米国とイスラエルがイランに対して大規模な軍事攻撃を行ったことを受け、県観光課は県内の観光産業への影響を注視していると述べています。国際的な緊張が高まる中、安定したインバウンド需要の維持が今後の課題となりそうです。

岡山県では、万博や瀬戸芸といった大規模イベントの効果を最大限に活かし、持続可能な観光振興を目指す姿勢が明確です。今後も、国内外からの訪問者を呼び込むための取り組みが期待されます。

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