中海の夕日を楽しむ新スポット「中海憩いのテラス」が6月開業 米子港に芝生広場や遊覧船発着場を整備
中海の夕日新スポット「中海憩いのテラス」6月開業 米子港再整備 (31.03.2026)

中海の夕日を観賞する新たな憩いの場「中海憩いのテラス」が6月に開業へ

美しい夕日が沈む中海の絶景を広く知ってもらおうと、米子市は米子港の再整備を進めています。新たに整備される芝生広場を中心に、親水護岸や遊覧船の発着場などを備え、市民の憩いの場として、そして新たな観光拠点として期待されています。6月にもオープンする予定です。

錦海八景の歴史を継承する観賞スポット

中海の夕日は、米子の人々に古くから「錦海」と呼ばれ親しまれてきました。近代以降は詩歌の題材となり、大正の初めには「錦海八景」が選定されています。市も数年前から、米子城跡の天守台から見える夕照を「オレンジロード」と名付け、積極的にPRしてきました。

中でも、米子港近くの灘町橋は1910年の設置当時は木造の橋で、「錦海八景」で取り上げられた観賞スポットの一つです。「灘の橋より眺むれば照らす夕日の美しく」と紹介され、当時から夕日の名所として知られていました。

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中海・錦海かわまちづくり計画に基づく再整備

市は2019年、中海を軸にした地域活性化を目指す「中海・錦海かわまちづくり計画」を策定しました。中海で実施されている市民レガッタなどのスポーツ活動や、中海に面した「米子城跡」の文化・観光活動の結節点として米子港を位置づけ、国、県と連携して再整備を進めてきました。

計画では以下の施設を新たに整備します:

  • 中海を望むベンチを設置した芝生広場(約500平方メートル)
  • 14台分の駐車場
  • トイレを併設した休憩所
  • 市内を巡る加茂川・中海の遊覧船の発着場

さらに、循環バス「だんだんバス」のコースに組み込み、バス停も設置する予定です。県と国はすでに桟橋と親水護岸を整備済みで、6月のオープンに向けて準備が着々と進められています。

「中海憩いのテラス」と命名された新広場

市は新広場の名称を公募し、「中海憩いのテラス」に決定しました。伊木隆司市長は2月の定例記者会見で、「中海に沈む夕日がきれいに見えるスポットで、『錦の海』と言われた中海の情景が楽しめます。皆様に親しんでほしい」と語り、新施設への期待を表明しています。

このプロジェクトは、単なる観光施設の整備にとどまらず、地域の歴史と文化を継承しつつ、現代的な憩いの空間を創造する試みです。中海の夕日という自然の恵みを最大限に活かし、米子市の新たな顔として成長することが期待されています。

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