米子で因幡の白うさぎの目付けリレー、ギネス世界記録を達成
山陰地方を代表する銘菓「因幡の白うさぎ」の目付け体験をリレー形式で行うユニークなイベントが、3月15日に米子市の米子コンベンションセンターで開催されました。このイベントには市民ら349人が参加し、約2時間にわたってバトンをつなぐように作業を続け、見事にギネス世界記録に認定されました。
因幡の白うさぎとは
「因幡の白うさぎ」は、米子市の老舗菓子メーカー「寿製菓」が製造する黄身あん入りのウサギ形まんじゅうです。その特徴的な赤い目は、赤大根から抽出した天然のエキスで描かれており、同社は普段から工場見学や各種イベントでこの目付け体験を実施しています。今回のイベントは、同社が地域活性化を目的に企画したもので、多くの市民が参加することで山陰の魅力を発信しようとしました。
リレー形式の目付け作業の詳細
作業は以下の3段階で行われ、厳格なルールが設けられました。
- 赤色エキスに浸した綿棒を使用して、まんじゅうに二つの赤い目を付ける。
- バトンの代わりにエキス入りの容器を次の参加者へ渡す。
- 容器を受け取った参加者は、5秒以内に綿棒を手に取る。
作業中は、周囲からのサポートが禁止され、公平性が確保されました。会場では、挑戦前と挑戦後の参加者の席がついたてで区別され、ギネス公式記録員が参加者をカウントしながら作業を厳密にチェックしました。
ギネス世界記録の認定プロセス
作業は約2時間で完了し、その後、公式記録員2人が約30分間の協議を行いました。その結果、「リレー形式でスイーツデザートにデコレーションをした最多人数」として、ギネス世界記録に正式に認定されました。認定証は、社内のリーダーを務めた石田郁也さん(38歳)が代表して受け取り、石田さんは「想定を超える人数で記録が認められたのは感激です」と喜びを語りました。今後のチャレンジについては、「みんなでじっくり考えたい」と述べ、さらなる可能性に期待を寄せました。
参加者の声
友人5人と参加した県立米子東高校2年の男子高生(17歳)は、「目付けは小学校の社会見学以来でしたが、緊張せずにできました。ギネス記録に参加できるなんてめったにない機会で、とてもうれしいです」と笑顔で話しました。このイベントは、地域の伝統菓子を題材にしたユニークな取り組みとして、多くの参加者に楽しい思い出を提供しました。
今回のギネス世界記録認定は、山陰銘菓の魅力を広く発信するとともに、地域コミュニティの結束を強める機会となりました。今後も、寿製菓をはじめとする地元企業による創造的なイベントが期待されます。



