長崎ランタンフェスティバルが開幕、1万5千の光が冬の街を幻想的に照らす
中国の春節(旧正月)を祝う冬の風物詩として知られる「長崎ランタンフェスティバル」が、長崎市の中心部で華やかに開催されています。今年は約1万5千個のランタンやオブジェが設置され、その柔らかな光が街全体を彩り、多くの見物客が写真を撮影したり、散策を楽しんだりしています。このフェスティバルは2月23日まで続き、冬の長崎を一層魅力的なものにしています。
干支にちなんだメインオブジェ「龍馬精神」が登場
中華街に近い湊公園の会場では、今年の干支にちなんだ高さ約11メートルのメインオブジェ「龍馬精神」が目を引きます。このオブジェは豪華な装飾とともに、勇壮な馬と竜が巧みにあしらわれており、「若々しく活気に満ちた精神」を表現しています。訪れた人々は、その迫力あるデザインと美しいイルミネーションに感嘆の声を上げていました。
訪れた人々の声とフェスティバルの歴史
初めて訪れたという京都府城陽市の土田和彦さん(78歳)は、「異国の文化を感じられて素晴らしい体験です。光の芸術に心が温まります」と笑顔で語りました。このフェスティバルは、中華街で開催されていた春節祭を拡大する形で1994年に始まり、以来、長崎の冬の定番イベントとして定着しています。その歴史は30年近くに及び、地域の観光や文化交流に大きく貢献してきました。
開催期間中は、以下のような特徴が見られます:
- ランタンやオブジェによる幻想的なイルミネーション
- 中国の伝統文化を感じさせる装飾や演出
- 多くの家族連れや観光客でにぎわう様子
- 夜間のライトアップによる特別な雰囲気
このイベントは、単なる光の祭典ではなく、日中友好の象徴としても重要な役割を果たしています。長崎市の関係者は、「冬の寒さを忘れさせる温かい光で、地域活性化につなげたい」と意気込んでいます。今後も、より多くの人々に楽しんでもらえるよう、工夫を重ねていく方針です。