戦時下と同じ制服で先人に思いはせ 日赤埼玉県支部で殉職救護員追悼式
戦時下と同じ制服で先人に思いはせ 日赤埼玉県支部で追悼式

戦時下と同じ制服で先人に思いはせ 日赤埼玉県支部で殉職救護員追悼式

戦争時の救護活動で殉職した赤十字救護員の追悼式が20日、さいたま市浦和区の日本赤十字社埼玉県支部で行われた。看護学生が戦争当時と同じ救護員制服をまとって慰霊碑に献花し、先人の人道の精神に思いをはせた。

32人の殉職者を追悼

日中戦争から第2次世界大戦終結までに、県支部から救護員676人が戦地や国内の病院に派遣され、32人が殉職した。追悼式は1952年から続くが、救護員制服を着るのは初めての試み。

大正時代から続く制服

制服は濃紺のワンピースと帽子で、大正時代に制定され、現在もデザインは変わっていない。しかし、普段着用する機会はほとんどないという。出席者163人のうち、日本赤十字看護大学さいたま看護学部の学生4人がこの制服を着用した。

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知事のメッセージ

県支部長の大野元裕知事は制服について、「看護の心と人道の精神が息づいている。困難な状況で救護に当たられた先輩方の志は、未来を担う看護学生へと受け継がれている」と述べた。

学生の決意

制服を着た猪瀬彩花さん(20)は「重みを感じる。今後、この式典を胸に留めて医療に携わりたい」と決意を語った。早川綺美さん(20)は「制服を着て活動される方々の思いを感じた」と話した。

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