日銀福島支店、県内景気は19カ月連続「足踏み」と判断
日銀福島支店、県内景気は19カ月連続「足踏み」

日銀福島支店は20日、5月の福島県金融経済概況を発表し、県内景気の総括判断について19カ月連続で「足踏みしている」との認識を示しました。

個人消費は緩やかな増加

個人消費については、3月の主要小売業販売額が前年同月比で0.4%増となり、3カ月連続で増加しました。物価上昇の影響で消費者の買い上げ点数は減少しているものの、ドラッグストアでは低価格商品の需要や花粉症対策によるティッシュペーパーの買いだめなどが売り上げを押し上げました。

消費者物価の上昇幅は縮小

3月の福島市の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比1.6%増となり、前月から上昇幅が縮小しました。これは食料品価格の上昇が一時的に落ち着いたためとみられます。

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住宅着工は大幅減少

3月の新設住宅着工戸数は507戸で、前年比46.3%減と大幅に減少しました。資材価格の高騰や建築コストの上昇により住宅需要は低調で、中東情勢の緊迫化による一部建築資材の供給制約が着工の遅れにつながったケースもあったとしています。

中東情勢の影響は限定的だが徐々に顕在化

福島支店で記者会見した森下謙太郎支店長は、中東情勢の緊迫化が県内企業に与える影響について「現時点では限定的だが、徐々に表れ始めている」と述べ、今後の動向を注視する考えを示しました。

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