スペースX、ナスダック上場を正式表明
米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは20日、新規株式公開(IPO)の目論見書を公開し、米ナスダック市場への上場を正式に表明した。同社の上場は史上最大規模となる可能性がある大型案件として、市場関係者の関心を集めている。
目論見書の内容
ロイター通信によると、目論見書では、スペースXがロケット打ち上げや衛星通信サービス「スターリンク」に加え、人工知能(AI)関連事業にも言及。宇宙関連の長期構想も示された。同社はこれまで非公開企業として事業を展開してきたが、今回の上場でさらなる成長資金を調達する狙いとみられる。
今後のスケジュール
スペースXは早ければ6月12日にも上場する方向で調整している。市場では、上場初日の株価動向や、今後の事業計画に注目が集まっている。
スペースXは、2002年にマスク氏が設立。再利用可能なロケット「ファルコン9」や、大型ロケット「スターシップ」の開発で知られる。また、衛星インターネットサービス「スターリンク」は全世界で普及が進んでおり、宇宙開発分野におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立している。
今回の上場表明により、宇宙開発産業全体への投資熱が高まる可能性もある。市場では、スペースXの上場が他の宇宙関連企業のIPOにも波及効果をもたらすとの見方もある。



