岡崎市が公用車を活用したカーシェア事業を開始、東海地方で初の試み
愛知県岡崎市は、2026年4月から公用車を市民に貸し出すカーシェアリング事業を開始しました。この取り組みは、自治体が所有する公用車を活用したカーシェアとして、東海地方では初めての事例となります。
EV導入とシェアリングによる環境対策
岡崎市では、4月から公用車約380台のうち68台を電気自動車(EV)に切り替える計画を進めています。その中から2台のEVを選び、公用車として稼働していない時間帯に市民への貸し出しを実施します。この事業の主な目的は以下の通りです。
- 二酸化炭素(CO2)排出量の削減
- 車両や物品を共有する「シェアリングエコノミー」の普及促進
- 公用車の有効活用による行政コストの最適化
利用方法と料金体系
貸し出し場所は市役所の東立体駐車場に設置されます。利用するには、NTTビジネスソリューションズが運営する「N.mobi(エヌモビ)」で会員登録が必要で、スマートフォンのアプリから簡単に申し込むことが可能です。
利用可能な時間帯は次の通りです。
- 土曜日、日曜日、祝日の全日
- 平日の夜間(午後6時から翌朝7時まで)
料金体系は15分単位で220円から設定されており、短時間の利用にも対応しています。
地域キャラクターをあしらった特別デザイン
3月31日には市役所で事業開始式が行われ、市の公式キャラクターである「オカザえもん」のデザインを施したEV車体が公開されました。このデザインは、地域の親しみやすさをアピールする意図が込められています。
内田康宏市長は式典で、「電気自動車の普及促進や環境負荷軽減のために、公用車をより有効に活用していきたいと考えています。市民の皆様にも積極的に利用していただき、持続可能なまちづくりに貢献できれば幸いです」と述べ、事業への期待を語りました。
この取り組みは、自治体の資源を市民と共有する新たなモデルとして、他の地域にも影響を与える可能性があります。岡崎市では、今後の利用状況を注視しながら、必要に応じてサービス拡大も検討していく方針です。



