山形県寒河江市の地域おこし協力隊で、芸術振興を担う「地域芸術クリエーター」として今春着任した芸術家3人による合同展「さがえに住む。展」が23日、同市本町の「フローラ・SAGAE」内にある「寒河江百貨店」で開幕した。入場は無料で、31日まで開催される。
芸術祭をきっかけに継続的な活動へ
市は2024年に実施した市街地を活用した芸術祭を契機に、継続的な芸術活動を通じて地域のにぎわい創出を目指し、3人を「地域芸術クリエーター」として任命した。今回の展覧会は、3人が同市で活動を始めてから初めての合同展となる。
多彩な作品が集結
立体作品を手がける長谷川仁さん(53)は、生と死の循環をテーマにした作品を展示。和紙と針金で制作された約190センチのクマは、5~6分おきに縮んだり立ち上がったりを繰り返す仕掛けだ。
インスタレーション(空間芸術)を専門とする中根隆弥さん(29)は、縦2メートル、横4メートルのドローイング作品を発表。木材や筆、古道具など、自ら収集した素材を使った自作の装置で描き上げた。
日本画を専門とする財田翔悟さん(40)は、横浜市の山下公園から見た海をモチーフにした抽象作品を出展。7枚のパネルで構成される横約7メートルの大作で、アクリル絵の具を何層にも重ね、模様を浮かび上がらせている。財田さんは「これから寒河江でどんな作品が生まれるか、見続けてもらいたい」と話した。
展示概要
- 会期:5月31日まで
- 時間:午前10時~午後7時
- 会場:フローラ・SAGAE内 寒河江百貨店(寒河江市本町)
- 入場料:無料



