郡山市、JR郡山駅西口の大規模整備計画を発表
郡山市は、新年度からJR郡山駅西口エリアの一体的な整備プロジェクトに着手する。椎根健雄市長が12日の記者会見で概要を説明し、駅前周辺の渋滞緩和や新たな賑わいの創出、利便性向上を目指す方針を明らかにした。この計画は、市の玄関口である駅前環境を刷新し、持続可能な都市発展を促進する重要な施策として位置づけられている。
駅前広場を「賑わい広場」に刷新
西口駅前広場は、新たな「賑わい広場」として生まれ変わる。フリーマーケットやキッチンカーの出店など、多様なイベントや物販活動が開催しやすい空間を創出するため、大屋根の新設を含む再整備を進める。これにより、市民や観光客が集い、活気あふれる交流拠点の形成が期待される。
バスロータリーに「バスステーション」を新設
バスロータリーでは、案内所や待合所、トイレを一体化した「バスステーション」を新設する。加えて、バスの運行情報や観光、市政情報などを提供するデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、利用者の利便性向上を図る。これらの事業は新年度からの新規プロジェクトとして、基本計画の策定が開始される。
駅西口ロータリーの改修で交通流動を改善
駅西口ロータリーでは、タクシーと一般車を完全に分離する形で再整備を実施する。新年度には測量と実施設計を進め、2027年度に改修工事に着手する予定だ。一般車の降車と乗車場所を明確に分離し、新たな乗車待ちスペースを確保することで、交通渋滞の緩和と安全性向上を目指す。タクシープールの再整備も同時に行われる。
ペデストリアンデッキの完成で歩行者環境を向上
大町土地区画整理事業の一環として延伸工事が進められている駅西口の「ペデストリアンデッキ」は、新年度に完成する見込みだ。このデッキは、歩行者の安全で快適な移動を支援し、駅周辺のアクセシビリティ向上に貢献する。
椎根市長は記者会見で、「市の玄関口である郡山駅前で、西口ロータリーや駅前広場を含めた改修を進め、まちなかのにぎわいを創出していく」と述べ、計画への意欲を示した。この整備事業は、地域経済の活性化や持続可能な都市づくりに向けた重要な一歩となることが期待されている。



