郡山女子大生が開発「えごまレシピ集」完成 葛尾村特産エゴマで82品、9年の成果
郡山女子大生が開発「えごまレシピ集」完成 82品収録

郡山女子大学の学生たちが、地元で「じゅうねん」と呼ばれる葛尾村特産のエゴマを使った「えごまレシピ集」を作成した。レシピ集には主食からおかず、和洋のスイーツまで82品が収められている。これは、村内の農場でエゴマを栽培し、村民との交流を深めながら開発を続けてきた9年間の活動の集大成である。

学生たちが村長に完成報告

郡司尚子准教授と代表の学生3人が22日、村役場を訪れ、篠木弘村長にレシピ集の完成を報告した。訪れた学生は、食物栄養学科4年の荒川莉穂さん、長谷川さくらさん、小野七海さん。昨年からレシピ開発に携わり、エゴマを使った和スイーツ「くるみゆべし」などを手がけた。

レシピ集のこだわり

レシピ集は、再現度の高さと作り方の分かりやすさにこだわり、写真はすべて学生自身が撮影した。荒川さんは「エゴマのプチプチとした食感と風味を生かせるように工夫した」と説明する。試食した篠木村長は「エゴマは健康食品。自然豊かな葛尾の食の安全・安心のPRになる」と感謝の意を表した。

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9年間の活動の歩み

郡山女子大学は、村と結んだ包括連携協定に基づき、2017年から村内でエゴマ栽培を開始。毎年、学生と村民がエゴマの料理教室を開催してきた。村内で陸上養殖されたエビを使った「えびのえごま和え」などのメニューも考案し、2020年に発行した第1弾のレシピ集から約50品目を増やした。

今後の活用

レシピ集は、福島イノベーション・コースト構想推進機構の「復興知」事業の一環で4000部作成された。村民に配布されるほか、ふるさと納税の返礼品であるエゴマ油に添えて届けられる。また、村復興交流館あぜりあや大学のイベントでも活用される予定だ。

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