高橋宏斗、WBC帰国後初登板で制球に苦戦も成長の誓い 中日ロッテ戦で4回2失点
高橋宏斗WBC後初登板で制球苦戦も成長誓う 中日ロッテ戦 (21.03.2026)

高橋宏斗、WBCからの帰国後初登板で手応えを探る

2026年3月21日、プロ野球オープン戦で中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズが対戦した。中日は新人の桜井投手が先発し、5回を3安打無失点と好投。6つの三振を奪い、相手打線を翻弄する内容だった。一方、2番手として6回からマウンドに立った高橋宏斗投手は、4回を投げて4安打2失点という結果に終わった。

制球の乱れが失点につながる

高橋宏斗は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)からの帰国後、初めての実戦登板となった。6回表、先頭打者の西川選手に対して投じた初球が、154キロの直球ながら甘く入り、右翼線への二塁打を許してしまう。この出塁がきっかけとなり、1点を失った。さらに7回表、2死一塁の場面で再び西川選手に適時二塁打を打たれ、追加点を献上した。

試合後、高橋宏斗は「もう少しスピードを出したかったし、打者を差し込みたかった」と悔しさを口にした。WBCで採用されていたピッチクロック(投球間の時間制限)の影響も感じており、「自分がぱっと打者を見ても、まだ打者が構えていなかった。慣れてきた間合いと違った。そこにギャップを感じた」と明かした。制球がばらつく場面が目立ち、本調子とは言えない内容だった。

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チームを担う覚悟と今後の課題

しかし、八回以降は三者凡退に抑えるなど、徐々に調子を取り戻す兆しも見せた。山井投手コーチは「打たれるということはシュート回転している。もう少し上からたたける(腕を振り下ろす)ようになれば」と分析し、改善点を指摘した。

井上監督は、開幕ローテーション入りについては「1年間通してローテーションに入ってもらわないといけない。まだちょっと考える」と述べ、明言を避けた。高橋宏斗は試合後、ブルペンで直球を中心に約50球を投げ込み、「変化球は良かった。あと1週間、もう一つ状態を上げていきたい」と意欲を見せた。年男としての自覚もあり、チームを担う覚悟がにじむ言動が印象的だった。

一方、ロッテは先発の田中投手が5回で8安打を許しながらも、2失点にまとめた。サノー選手がオープン戦4号となるソロホームランを左中間に放つなど、打線も活躍を見せた。

この試合は、高橋宏斗にとってWBC後の調整過程での貴重な一戦となった。開幕に向け、さらなる磨きをかけることが期待される。

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