選抜高校野球、近江と大垣日大が初戦で激突 両監督が戦略と意気込みを語る
第98回選抜高校野球大会が熱戦を繰り広げる中、大会4日目となる3月22日、第2試合で近江高校(滋賀県)と大垣日本大学高校(岐阜県)が初戦で対戦します。甲子園球場で行われた記者会見では、近江の小森博之監督と大垣日大の高橋正明監督が、相手チームへの印象や注目選手、試合への意気込みを語りました。
相手チームへの印象と理想の試合展開
小森監督は大垣日大について「総合力が高く、チーム力がある印象」と評価。一方、高橋監督は近江を「1年生から試合に出ている選手が多く、力があるチーム」と分析しました。
理想の試合展開について、小森監督は「最少失点に抑えて、ロースコアの試合ができたら」と守備を重視する姿勢を示しました。これに対し、高橋監督は「近江さんは打撃がいいので、点の取り合いになると思う。締まった試合がしたい」と、打線の強さを意識した発言をしました。
自チームのキーマンと相手の注目選手
自チームのキーマンについて、小森監督は投手陣に注目。「上田と、春先に台頭した元(はじめ)の投手二枚看板」を挙げ、さらに「捕手の杉本は4番も打たせるので、ポイントになる」と攻守両面での活躍に期待を寄せました。
大垣日大の高橋監督は「竹岡、谷之口といった投手陣が頑張ってくれれば」と、投手力にチームの命運を託す考えを示しました。
相手の注目選手については、小森監督が「全員に注目している」とチーム全体を警戒する一方、高橋監督は近江の若手選手に注目。「遊撃手の吉田くん、捕手の杉本くんは1年生から出ている。この2人を何とか抑えられたら」と、早期から活躍する選手への対策の重要性を強調しました。
試合への意気込みと地元へのメッセージ
試合への意気込みを問われると、小森監督は「感謝の気持ちを最大限ぶつけたい。いいゲームをさせていただきたい」と、感謝の念を力に変える姿勢を示しました。高橋監督は「決勝戦のつもりで頑張りたい」と、初戦から全力を尽くす決意を語りました。
地元へのメッセージでは、小森監督が「滋賀からは2校、大会に出ているので、県民の方々にとっては楽しみが増えると思う。地元が盛り上がるような戦いができたら」と、地域全体への波及効果に言及。高橋監督は「昨春は情けない試合だった。勝って皆さんに喜んでいただけたら」と、リベンジへの強い思いをにじませました。
両校の監督は会見後、握手を交わし、互いの健闘を誓い合いました。滋賀と岐阜の代表校によるこの一戦は、甲子園の春を彩る注目の試合となりそうです。



