カブス今永昇太、オープン戦初先発で2回3安打無失点の好投
【メサ(米アリゾナ州)】米大リーグは24日、アリゾナ州とフロリダ州でオープン戦が行われ、シカゴ・カブスの今永昇太投手がサンディエゴ・パドレス戦で今季初めて先発登板した。今永は2回を投げ、3安打を許したものの無失点に抑え、新シーズンに向けて上々のスタートを切った。
直球を武器にピンチをしのぐ
メジャー3年目を迎える今永にとって、この初先発は重要な一戦となった。試合後、彼は「大きく制球を乱す球もなかったし、ある程度、意図したところに投げられた」と振り返り、投球内容に一定の手応えを示した。
特に直球が力強く、ピンチの場面で威力を発揮した。1回には内野安打と詰まった打球が落ちるアクシデントで一死一、二塁の危機を迎えたが、ここで4番打者を時速約151キロの外角高め直球で空振り三振に仕留めた。続く打者も真ん中高めの直球で二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。
2回も二死一塁の場面で直球を決め球として右直に打ち取るなど、全体的に安定した投球を見せた。
残留後の新シーズンへ向けて
今永はオフにフリーエージェントとなり、1年契約でカブスに残留した。今シーズンは「これから長いキャリアを積んでいけるような、そういう成績を出したい」と意気込みを語っている。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には出場せず、来季以降の契約につながる勝負の年として準備を進めてきた。
今回のオープン戦での好投は、その準備が実を結び始めた証しと言える。チーム関係者やファンからも、今後の活躍に期待が寄せられている。



