山梨学院、主将の激励で渡部投手が好投 選抜高校野球で長崎日大を下す
山梨学院、主将の激励で渡部投手が好投 長崎日大に勝利

山梨学院、選抜高校野球で長崎日大を撃破 主将の諭しで投手が奮闘

第98回選抜高校野球大会第4日の22日、5年連続9度目の出場を果たす山梨学院が、1回戦で長崎日大(長崎)と対戦し、5-3で勝利を収めた。試合は序盤から山梨学院の猛攻が炸裂し、一回に菰田陽生選手の本塁打で先制。その後、菅原歩夢選手の左適時打やスクイズなどを絡めた打者9人の攻撃で、この回一挙5点を奪い、試合の流れを決定づけた。

渡部投手、緊張を乗り越えて自責点0の好投

投げては、先発の渡部瑛太投手が七回途中まで登板し、自責点0の好投を見せた。渡部投手はこの日、公式戦で初めて先発を任され、登板も2回目という状況だった。試合前には緊張が隠せなかったが、菰田陽生主将が「緊張すんな、落ち着いていけよ」と諭してくれたことで、気持ちを切り替えることができたという。

五回には、菰田主将が相手走者との衝突で負傷するアクシデントが発生。渡部投手は「菰田さんの分もみんなでカバーしよう」とチームメートに声をかけ、二死一、三塁のピンチを低めのカットボールでゴロに打ち取り、危機を脱した。尊敬する左腕の檜垣瑠輝斗投手からもベンチで「ナイスピッチ」と激励され、投球フォームのアドバイスを受けるなど、先輩たちの支えを感じながら投げ抜いた。

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結果は87球を投げ、5奪三振、被安打3の内容。渡部投手は「緊張を解いてくれた先輩たち、守備で支えてくれた仲間への感謝をかみしめた」と語る。しかし、自己採点では「30点」と厳しく、序盤の立ち上がりで1失点したことを「納得できない。最後まで投げたかったから悔しい」と反省した。

さらなる高みを目指す決意

渡部投手は今後の課題として「球数を少なく打たせて取れるよう、変化球を磨く」と語り、先輩の背中を追いかけてさらなる高みを目指す誓いを立てた。山梨学院は2回戦を第8日の26日、第1試合で大垣日大(岐阜)と対戦する予定だ。

菰田陽生主将は試合後、「本塁打を打って、チームを勢いづけられて良かった。投手3人も粘って、最後も抑えてくれた。次戦も気を引き締めて準備していく」とコメントし、チームの連勝への意欲を示した。

この勝利は、個人の奮闘とチーム全体の結束が光る一戦となった。山梨学院は今後も選抜大会での活躍が期待される。

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