甲子園の夢を叶えた選手へ、吹奏楽部部長の心のこもった演奏
甲子園球場のアルプススタンドから、中京大学附属中京高校の吹奏楽部が息の合った演奏で選手たちに熱いエールを送りました。その中で、トロンボーンを懸命に奏でる部長の井戸葵さん(17歳)の姿が特に印象的でした。
甲子園での演奏を夢見て入学
井戸さんは、甲子園で演奏するという夢を抱いて同校に入学しました。その夢を叶えるきっかけとなった一人が、野球部の副主将を務める津末駿晄選手です。二人は2年連続で同じクラスに所属し、現在は隣の席に座っているという親しい間柄です。
昨年の秋、津末選手が「スタメンに選ばれた」と報告してきた時、井戸さんは軽い気持ちで「おめでとう」と返事をしました。しかし、この日、甲子園の舞台で真剣にプレーする津末選手の姿を初めて目の当たりにし、新鮮な感動を覚えたと語っています。
「ありがとう」の気持ちを込めて
井戸さんは、トロンボーンを通じて「甲子園に連れてきてくれてありがとう」という精いっぱいの感謝の気持ちを表現しました。吹奏楽部の演奏は、単なる応援ではなく、選手たちへの深い敬意と連帯感に満ちたものでした。
このエピソードは、高校野球の熱戦の中で生まれた、スポーツと文化活動の素晴らしい協調の一例を示しています。甲子園という大舞台が、若者たちの夢と友情を育む場となっていることを改めて感じさせます。



