群馬県渋川市は、認知症に関する自身の体験談や感じた気持ちを川柳に詠んだ作品を募る「認知症おたがいさま川柳」の募集を開始した。認知症の人やその家族が安心して暮らせる街づくりを目指し、認知症への理解を地域で促進するのが目的で、今回が初めての試みとなる。
募集の背景と目的
渋川市では、認知症に対する正しい知識と理解を広めるため、市民が気軽に参加できる方法として川柳を選んだ。認知症を自分事として捉え、相手への思いやりや気づいたことを表現することで、地域全体の理解を深める狙いがある。
応募条件と方法
応募作品は、応募者本人が作成した未発表作品であること。著作権など第三者の権利を侵害せず、公序良俗に反しない内容であることが条件となる。応募資格は渋川市内に在住、在勤、在学する人で、郵便やファクスのほか、市高齢福祉課に直接持参する方法で応募できる。募集期間は6月10日まで。
作品の展示と人気投票
応募作品は、認知症サポーター養成講座が開かれる6月23日に渋川市民会館で展示される。来場者が1人3票を投じる人気投票を実施し、上位3作品は9月14日から市役所本庁舎で開催される認知症月間事業でも掲示される予定だ。
市高齢福祉課では「認知症を自分のこととして考えてもらい、相手への思いやりや気付いたことを川柳にしてほしい」と話している。問い合わせは同課(電話0279-22-2111)へ。



