侍ジャパン新パフォーマンス「お茶点てポーズ」誕生 大谷翔平の指示で後輩が考案
侍ジャパン新パフォーマンス「お茶点てポーズ」誕生

侍ジャパンに新たな一体感を生む「お茶点てポーズ」が誕生

侍ジャパンのチーム結束を高める新たなパフォーマンスが誕生した。その名も「お茶点てポーズ」。左手を茶碗に見立て、右手でかき混ぜるようなジェスチャーが特徴で、日本の伝統文化を現代野球に取り入れたユニークな表現となっている。

鈴木選手が本塁打で披露、ベンチは大いに沸く

3日の阪神戦で先制ソロ本塁打を放った鈴木選手がこのポーズを披露すると、ベンチは大きな歓声に包まれた。1回2死の場面での決勝打に、新たなパフォーマンスが加わり、チームの士気を一層高める瞬間となった。

京都出身の北山選手が考案、日本の文化を意識

このポーズを考案したのは北山選手。京都出身という背景から、「日本の文化がいいと思った」と語る。お茶を点てる動作は「点を取る」という野球の勝利に通じるだけでなく、ダイヤモンドをかき回す動きにも似ているという発想が基になっている。

鈴木選手は年下の北山選手のアイデアに敬意を払い、「北山“さん”のためにもやらないといけないなって」と笑顔で語った。先輩後輩の絆が、新たなチームの伝統を生み出す原動力となっている。

大谷翔平の指示で始まった若手とのコミュニケーション

実は、本塁打などのパフォーマンスを検討するよう北山選手に指示したのは、日本ハムの大先輩である大谷翔平選手だった。若手選手とのコミュニケーションを図る一環として任されたこの大役に、北山選手は「試合より緊張した」と打ち明ける。

当初は左手の茶碗を右手で2度回して飲むジェスチャーを提案したものの、いま一つ浸透せず。しかし、2日のオリックス戦前夜の食事会で大谷選手らと相談を重ね、現在の形に改良を加えたという経緯がある。

前回大会の「ペッパーミル・パフォーマンス」に続く新たな伝統

前回のWBCではヌートバー選手が持ち込んだ「ペッパーミル・パフォーマンス」がチームに定着し、ファンの間でも流行した。今回誕生した「お茶点てポーズ」も、侍ジャパンの結束を強める新たなシンボルとして期待が高まっている。

チームが順調に勝ち進めば、日本の伝統文化を表現したこのポーズが、世界の野球ファンにも広まる可能性を秘めている。侍ジャパンの一体感を象徴する新たなパフォーマンスが、今後の試合でどのように展開されるか注目が集まる。