侍ジャパン合宿で若き主軸がレジェンドに直撃!森下翔太の貪欲な学び
宮崎で行われている侍ジャパンの合宿が2日目を迎え、選手たちの動きが活発化している。投手陣はほぼ全員がブルペン入りし、野手陣では特に阪神タイガースの森下翔太(25歳)の積極的な姿勢が目立った。
26歳の年齢差を超えた10分間の打撃論
森下は合宿に激励に訪れていた松井秀喜氏に自ら近づき、打撃に関するアドバイスを求めた。松井氏の滞在が2日間のみと知り、「積極的にいかないとチャンスを逃してしまう」と考えたという。26歳の年齢差をものともせず、約10分間にわたり打撃論を交わした。
「いい打者になるほど、シンプル。(松井さんは)楽なところに立って、タイミングだけを意識したと。同じ意見なところもあって、得られるものがありました」と森下は語った。前日には松井氏のサインが実家にあることを本人に告白しており、2日間にわたる交流を深めていた。
希少な右打者としての強みと挑戦
森下は侍ジャパンの野手陣では最年少の25歳。井端弘和監督率いる日本代表には過去3度招集され、2024年のプレミア12では全9試合で4番を任されるなど、国際大会での勝負強さは証明済みだ。
希少な右打者として、阪神での定位置である右翼に加え、中堅や左翼も守れる守備範囲の広さが強み。合宿では外野の守備練習を終えると、笑顔でベンチへ引き上げる姿も見られた。
侍ジャパンの外野陣は層が厚く、5人中3人が前回の優勝メンバー。前回はけがで辞退した鈴木誠也(シカゴ・カブス)も今回は中軸として期待されている。実績組に挑む立場の森下にとって、この合宿は大きなチャンスだ。
松井秀喜氏の評価と今後の展望
松井氏は森下との会話の内容について「サインの話の続きをね。いつごろ(書いたもの)なのか」と軽くはぐらかしたものの、森下の打撃については「センター中心に強い打球を左右へ飛ばす印象です」と評価した。
森下自身も「いろんな選手とコミュニケーションをとれました。松井さんもいたからこそ、充実したクールになった」と合宿の意義を強調。合宿は16日が休日を挟み、17日から第2クールが始まる予定だ。
2026年3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を見据え、若手選手たちの成長が日本代表の戦力強化につながることが期待されている。森下翔太の貪欲な学びの姿勢は、その一端を鮮明に示すものとなった。