ドジャース山本由伸、ABSに2度助けられ5勝目 捕手「チャレンジしてくれてよかった」
山本由伸、ABSに2度助けられ5勝目 捕手「チャレンジしてくれてよかった」

ドジャースの山本由伸投手が5月31日、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に先発し、5回1/3を4安打無失点に抑え、今季5勝目(4敗)を挙げた。打線の援護もあり、チームは9対1で大勝した。1番指名打者で出場した大谷翔平は5打数2安打をマークした。

ABSチャレンジシステムが山本を救う

今季から導入された自動ストライク判定システム「ABSチャレンジシステム」が、山本のピッチングを二度にわたって助けた。1回、先頭打者シュワーバーへの内角低めのツーシームと、3番ハーパーへの外角低めのカットボールが、いずれもボールと判定された。しかし、捕手ラッシングがチャレンジを要求すると、ABSは両方ともストライクに修正。結果的に見逃し三振を奪い、山本は立ち上がりのピンチを脱した。

山本は「いいところに行っていた感じがしたので、チャレンジしてくれてよかった」と振り返る。ラッシングも「少し救ってあげられてうれしい。彼も落ち着くことができた」と喜んだ。この二つの三振で流れをつかんだ山本は、その後も安定した投球を続けた。

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好調の理由と今後の展望

山本はこの日、メジャー自己最多に並ぶ10奪三振を記録。制球にやや苦しみながらも、力強いボールで打者を圧倒した。「うまくコントロールしきれてはいなかったが、ボールに強さがあった」と手応えを語る。直近2試合はいずれも7回1失点と好投しており、この日も無失点で5勝目。3戦連続の好投に「今週はすごくいい状態で練習できたのが良かった」と山本は笑顔を見せた。

一方、他の日本人選手も活躍。レッドソックスの吉田正尚はガーディアンズ戦で4番左翼として出場し、7回に勝ち越しの2点適時打を放ち、9対4の勝利に貢献。アストロズの今井はブルワーズ戦に先発したが、6回2失点で3敗目を喫した。ホワイトソックスの西田はタイガース戦で2打数1安打、ブルージェイズの岡本はオリオールズ戦で無安打に終わった。

山本の安定感はチームの信頼をさらに強固なものにしている。今後の登板でも、ABSシステムを味方につけた投球が期待される。

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