阪神が巨人を逆転撃破、救援陣の崩壊で巨人は14年ぶり開幕カード負け越し
2026年3月29日、プロ野球セ・リーグで阪神タイガースが読売ジャイアンツを12対6で下し、乱打戦を制した。この試合で巨人は救援陣が踏ん張れず、14年ぶりの開幕カード負け越しを喫した。
序盤のビハインドから挽回も、八回に逆転を許す
巨人は先発のドラフト3位新人、山城京平投手(亜大)が序盤で崩れ、4点のビハインドを背負った。しかし、チームは粘り強く挽回し、七回に泉口のソロ本塁打で勝ち越した。だが、直後の八回、不安視されていたリリーフ陣が阪神打線につかまり、逆転を許した。
八回一死二、三塁の場面で、6番手として登板した船迫大雅投手が大山にストレートの四球を与え、犠打で二、三塁とされた後、坂本に同点の中前打を許した。船迫は「四球がすべて」と悔やみ、逃げ切りのもくろみは崩れた。
中川皓太も流れを止められず、救援陣が崩壊
さらに二死二、三塁で後を受けた中川皓太投手も、流れを止められなかった。木浪を内寄りの球で詰まらせた当たりは、二塁内野安打となり、浦田が握り損ねる間に、一気に2者が生還した。中川は「昨日に続き、今日も抑えきることができなかった」と声を振り絞った。
巨人ブルペンは今季、ワールド・ベースボール・クラシックに出場した大勢とマルティネスを欠いた状態で開幕を迎えた。昨季の八、九回を担った2人が不在の中、船迫や中川には重要な役割への期待が大きかっただけに、内海投手コーチは「ああいう場面を意気に感じてやってほしかった」と残念がった。
阿部監督は前向き、大勢とマルティネスの復帰に期待
昨季8勝17敗の難敵に、1勝2敗スタートとなった巨人。阿部監督は「まだまだこれから倒すチャンスはたくさんある。しっかりと反省して、修正して、一つずつ積み重ねていきたい」と前を向いた。大勢とマルティネスはすでに練習に合流しており、調整に問題がなければ順次、一軍登録される見通しだ。
競り負ける試合を一つでも減らし、王者に食らいついていくことが巨人の課題となる。阪神はこの勝利で勢いをつけ、今後の試合に弾みをつけるだろう。



