伊藤匠叡王、最終局制し防衛で3連覇達成 斎藤慎太郎八段は惜敗
伊藤匠叡王、最終局制し防衛で3連覇達成

将棋の第11期叡王戦五番勝負(不二家主催)第5局が31日、千葉県柏市の「柏の葉カンファレンスセンター」で行われ、伊藤匠叡王(23)=王座と合わせ二冠=が挑戦者の斎藤慎太郎八段(33)に117手で勝利しました。シリーズ成績を3勝2敗とし、タイトル防衛を果たすとともに、叡王戦3連覇を達成しました。これで通算タイトル獲得数は4期(叡王3期、王座1期)となりました。

伊藤叡王のコメント

伊藤叡王は「今期叡王戦は開幕2連勝で白星先行だったが、あと1勝が遠い展開だった。かなり大変なシリーズだった。結果が出てホッとしているというのが正直なところ」と振り返りました。

斎藤八段のコメント

斎藤八段は「2期連続挑戦で、いずれもあと一歩だったが、結果は出なかった。しかし、今後に生かせるようにしなければいけないなと思っています」と語りました。

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伊藤二冠の今後の展望

伊藤叡王は28日に第67期王位戦挑戦者決定戦(新聞三社連合主催)を制し、藤井聡太王位(23)=名人・竜王・棋聖・棋王・王将と合わせ六冠=への挑戦権を獲得したばかりです。二冠を堅持し、自身初の三冠を目指します。

熱戦のシリーズ

斎藤八段は第10期に続き2期連続で伊藤叡王に挑戦し、いずれもフルセットの熱戦を繰り広げましたが、タイトル奪取はなりませんでした。

今期の叡王戦五番勝負は4月にシンガポールで開幕。伊藤叡王が連勝した後、斎藤八段が連勝して追いつきました。この日の第5局は改めて振り駒が行われ、先手番は伊藤叡王に。相懸かりの戦型となり、熱戦を伊藤叡王が制しました。

プロフィール

伊藤二冠は東京都世田谷区出身。名人戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者を決めるA級順位戦に26年度から初参戦。第85期名人戦七番勝負の挑戦者を目指します。

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