霧島が12場所ぶりに大関復帰 現行制度下では3人目の快挙達成
日本相撲協会は3月25日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪において、大相撲夏場所(5月10日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開催しました。この会議で、東関脇霧島(29歳)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山部屋=の大関復帰が正式に決定されました。これは12場所ぶりの返り咲きとなり、相撲界に大きな話題を呼んでいます。
昭和以降で13度目、現行制度下では3人目の復帰
昭和以降における大関復帰は、2021年夏場所の照ノ富士以来、12人目(13度目)となります。特に注目すべきは、現行のかど番制度が導入された1969年名古屋場所以降の記録です。この制度下で、1場所での復帰を逃しながらも大関に戻った力士は、魁傑、照ノ富士に次いで、霧島が3人目となります。これは極めて稀な快挙であり、霧島の粘り強い努力と実力が実を結んだ形です。
伝達式で決意の口上 音羽山部屋で2度目の栄誉
決定後、日本相撲協会は使者を派遣し、正式な伝達を行いました。霧島は、音羽山部屋の宿舎が所在する堺市東区において、2度目の大関昇進伝達式に臨みました。式では、力士としての決意と今後の抱負を込めた口上を述べ、関係者やファンに向けて新たなスタートを切る意思を明確に示しました。この瞬間は、彼の長いリハビリと練習の積み重ねが報われた証と言えるでしょう。
霧島の復帰は、相撲界に新たな風を吹き込むものと期待されています。29歳という年齢ながら、技術と経験を兼ね備えた彼の今後の活躍に、多くの注目が集まっています。夏場所では、大関としての風格と実力を存分に発揮し、ファンを沸かせる取り組みが期待されます。



