茨城空港の運用時間が大幅に延長、2026年冬ダイヤから午後11時までに
茨城県は19日、茨城空港(小美玉市)の運用時間を、2026年の冬ダイヤが始まる10月25日から、午前7時から午後11時までに拡大すると正式に発表しました。これにより、現在の運用時間である午前7時半から午後9時から、午前の開始が30分早まり、午後の終了が2時間延長されることになります。
スカイマークの要望が契機、地元調整を経て国交省が決定
県空港対策課によると、この拡大は、同空港で唯一国内定期便を運航するスカイマークが2025年に県に要望したことがきっかけとなりました。県は、地元自治体や住民などとの調整を慎重に行い、昨年11月に国土交通省に対して運用時間の拡大を正式に要望。その後、国交省からの検討を経て、今年2月に決定通知を受けたと説明しています。
この決定は、空港周辺の騒音問題や交通インフラへの影響を考慮した上でのもので、地元との合意形成が重要な役割を果たしたとされています。
利便性向上と増便交渉に期待、航空会社との協議を推進
県は今後、スカイマークを中心に、他の航空会社とも増便の交渉を積極的に行う方針です。新たな便が就航すれば、目的地での滞在時間が延びるなど、利用者の利便性が大きく向上すると期待されています。担当者は、「この拡大により、ビジネスや観光の需要に対応し、地域経済の活性化にもつなげたい」と意気込みを語りました。
茨城空港の運用時間は、2010年の開港当初は午前9時30分から午後9時でした。以降、午前の時間帯は徐々に拡大されてきましたが、午後9時以降に拡大するのは今回が初めての試みとなります。この変更は、航空需要の多様化や国際競争力の強化を目指す県の戦略の一環として位置づけられています。
県は、運用時間拡大に伴う詳細なスケジュールや、新たな便の就航計画について、今後さらに情報を公開していく予定です。地域住民や利用者からの反応も注目され、今後の動向が期待されます。



