2戦先勝方式のバスケットボールBリーグ2部(B2)プレーオフ(PO)準決勝で9日、福島ファイヤーボンズ(東地区2位)はアウェーで行われた信州(同1位)との第1戦を90-83で制した。福島は10日の第2戦に臨む。午後2時5分開始予定。
試合経過
福島は第1クォーター、相手にオフェンスリバウンドから得点を許し、18-25とリードされた。第2クォーターはナンジや小川らが得点を重ね、3点差まで詰めて前半を終了。第3クォーターには約3分間、相手を無得点に抑える堅守から速攻でリズムをつかみ、逆転に成功。そのまま逃げ切った。
ナンジが37得点のキャリアハイ
福島はレギュラーシーズンで東地区優勝を争った王者を退け、決勝進出に王手をかけた。2試合ぶりに出場したシューティングガードの小川翔矢は「良い入り方ではなかったが、後半から守備の強度を上げて落とさず最後までいけたのが良かった」と振り返った。
信州を攻略するため、チームはこの1週間、相手のあらゆるプレーを想定し、綿密に対策を重ねた。細部までコーチ陣が指示を出し、誰がコートに出ても同じプレーができる状態で臨んだ。
立ち上がりは相手にオフェンスリバウンドを取られて苦戦したが、第3クォーター開始直後3分間を無失点で切り抜けると、そこからリズムを取り戻して一気に逆転。この日37得点と自身のキャリアハイを更新したセンターのジャック・ナンジは「第4クォーターは相手に疲労が見え、自分たちのやりたいことができた。パスをくれたチームメートのおかげ」と語った。
先勝したからといって油断はできない。「信州は今日以上に強く来るだろう」とナンジ。「1年間、POで勝つことを目標にやってきた。今日以上にタフに、次も勝つ」と闘志を燃やした。



