千葉ロッテ本拠地、新球場はドーム型に決定 千葉市が正式発表
千葉ロッテ新球場、ドーム型に決定 千葉市発表

千葉ロッテ新本拠地、ドーム球場に正式決定

千葉市は2日、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)の移転建て替えについて、新球場を屋根付きのドーム型とする方針を正式に発表した。これまで、マリンスタジアムは東京湾からの強い海風が特徴で、選手のプレーに影響を与えてきたが、ドーム化によりその風の影響はなくなる見通しだ。

新球場の概要

新球場は、現在のマリンスタジアムから約1キロ離れた幕張メッセ駐車場に建設される。最寄り駅はJR京葉線の幕張豊砂駅で、徒歩約6分と現在の海浜幕張駅から徒歩15分に比べて大幅にアクセスが向上する。収容人数は約3万3000人で、現在の約3万人から増加する。開業は2034年を予定している。

ドーム化の経緯

千葉市は2023年5月に、老朽化したマリンスタジアムの移転建て替え構想案を公表した。当初は屋外型で、観客席上部に日よけや雨よけの屋根を設置する計画だった。しかし、球団からドーム化の要望があったほか、ファンからも猛暑対策としてドーム化を求める声が上がり、同年11月に再検討を表明。今回のドーム化決定に至った。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

事業費と懸念事項

当初の屋外型計画では概算事業費は約650億円と試算されていたが、ドーム化により初期費用は800億~1000億円以上と見込まれる。さらに、最近の資材価格高騰や人手不足の影響で、事業費がさらに膨らむ可能性がある。千葉市は、コスト削減策を検討しつつ、計画を進める方針だ。

風の球場の終焉

マリンスタジアムは、東京湾からの強風が変化球に影響を与え、三振が出やすい球場として知られていた。1995年にはオリックスの野田浩司投手が1試合19奪三振の日本記録を樹立。2022年には当時ロッテの佐々木朗希投手が同記録に並び、さらに13者連続奪三振の日本記録と完全試合を達成した。ドーム化により、こうした風にまつわるドラマは見られなくなる可能性がある。

千葉市は今後、具体的な設計や建設スケジュールを詰め、ファンや関係者と協議を重ねながら、新球場建設を進める方針だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ