鹿島アントラーズ、過去最高の売上高81億円を記録
J1リーグの鹿島アントラーズは4月17日、2025年度の決算を発表しました。売上高は過去最高となる81億7300万円に達し、前年度から大幅に増加しました。この好調な業績は、昨シーズンに9シーズンぶりのJ1優勝を果たしたことが大きく貢献しています。
優勝効果で入場者数が過去最多に
昨シーズンのホーム試合の平均入場者数は2万7千人を超え、クラブ史上最多を記録しました。この入場者数の増加により、入場料収入が大きく伸び、売上高の押し上げにつながりました。チームの活躍がファンの関心を集め、スタジアムへの来場者を増やした形です。
投資拡大で純損失を計上
一方で、クラブは選手人件費への積極的な投資を続けており、その結果として1億5100万円の純損失を計上しました。これは、優勝を目指すための戦力強化に必要な経費として位置づけられています。収益が増加しても、競技力向上への投資が優先された格好です。
小泉社長「リスクを取った結果がタイトルに」
同日、茨城県鹿嶋市で取材に応じた小泉文明社長は、以下のようにコメントしました。
「チームの成績が後押しする形で、事業面の数字がついてきました。投資のリスクを取ったことに対して、タイトルという形で結果が出た。これについては百点満点だったと考えています。」
小泉社長は、優勝という成果が財務面にも好影響を与えたことを強調し、戦略的な投資の重要性を語りました。今後も持続可能な経営を目指す方針を示しています。
今後の展望と課題
鹿島アントラーズは、今回の決算結果を踏まえ、以下の点に注力していく見込みです。
- 優勝チームとしてのブランド価値向上
- ファンサービスの拡充と収益基盤の強化
- 若手選手の育成と戦力の持続可能な構築
売上高の増加は喜ばしい一方、純損失の解消が今後の経営課題となります。J1リーグにおける競争力維持と財務健全化の両立が、クラブの重要なテーマです。



