浦和レッズ、監督交代で4連勝!田中暫定監督の大胆采配が奏功
浦和レッズ、監督交代で4連勝!田中暫定監督の大胆采配

泥沼の状況から立ち直った浦和レッズ。J1百年構想リーグ東地区で、PK戦を含めて7連敗を喫していたマチェイ・スコルジャ監督が解任され、後任として指揮を執る田中達也暫定監督の大胆な采配が効果を発揮している。

監督交代後4連勝、PK戦も互角

監督交代が発表された4月28日の翌日、ホームの埼玉スタジアムで川崎フロンターレを2-0で下し快勝。その後4連勝を飾った。5月16日のホームFC東京戦は0-0で90分を終え、PK戦で9-10と敗れたものの、優勝争いをするチームを相手に互角の戦いを見せた。

田中暫定監督の手腕

田中監督は現役時代、浦和でスピードあるドリブルを武器にFWとして活躍し、日本代表にも選ばれた「レジェンド」的存在。アルビレックス新潟で指導者への道を歩み、今季浦和のコーチとして復帰。百年構想リーグではスコルジャ監督のアシスタントを務め、大会後はU-21チームの監督に就任予定だった。トップチーム指揮は未経験ながら、準備期間がほとんどない中でチームを立て直した手腕は見事だ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

采配のポイント

基本的なシステムは4-2-3-1を継承しつつ、左サイドバックの長沼洋一に極端に高い位置を取らせ、3バックに可変。マテウス・サビオがより攻撃的かつ自由にプレーできるようになり、本来の良さを発揮。攻撃的MFとして起用された中島翔哉とともに攻撃を活性化し、相手の予測を外す変化をもたらした。

2日のジェフユナイテッド千葉戦では、全試合スタメン出場していたキャプテンの渡辺凌磨を休ませ、前節の中島のポジションに復帰後初の安部裕葵を起用するなど大胆な采配。「裕葵はアイデアのある選手。そういうプレーヤーを11人の中に常に1人は置いておきたい」と、攻撃面では選手の「ストロングを生かす」ことを重視。守備でも「前からの連動したプレス」と「相手に攻撃をさせないためのボール保持」を掲げ、攻撃姿勢を貫く。結果、5試合で1失点と守備も安定している。

新監督は曺貴裁氏が有力

ワールドカップ期間の中断を挟んで始まる秋春制の新シーズンに向け、浦和は新監督を迎える見込み。京都サンガの曺貴裁監督の就任が濃厚で、京都は今シーズン限りでの退任を発表済みだ。

曺監督については賛否両論がある。京都で推進したハイライン、ハイプレスの縦に速いサッカーが現有戦力に合うかは懸念材料。クラブとして基本方針を明確にする必要がある。また、厳しすぎる指導を懸念する声もあるが、京都を6シーズン継続して率いた実績があり、流通経済大時代には宮本優太や安居海渡らを指導し、育成に影響力を発揮した。改革のカンフル剤として期待される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ