東京サンゴリアス、逆転サヨナラトライで4強進出 森川由起乙が殊勲
東京サンゴリアス逆転サヨナラで4強 森川由起乙

東京サンゴリアス、劇的な逆転勝利で準決勝進出

ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフ準々決勝が23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、レギュラーシーズン4位の東京サントリーサンゴリアスが同5位のリコーブラックラムズ東京を40-35で破り、準決勝進出を決めた。30日の準決勝では、同1位のコベルコ神戸スティーラーズと対戦する。

敗戦寸前からの大逆転劇

東京サンゴリアスは、WTBコルビのトライなどで前半を27-10とリードして折り返した。しかし後半は相手の猛攻に遭い、4トライを奪われて一時は逆転を許した。それでも終了間際、プロップ森川由起乙の逆転トライで土壇場から勝利を引き寄せた。

後半44分、2点ビハインドの状況で終了を告げるホーンが鳴り響く中、自陣で反則を犯し絶体絶命のピンチに立たされた東京サンゴリアス。しかし、相手が追加点を狙ってペナルティゴールを選択したことで、逆転のチャンスが生まれた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

後半31分に一時退いていたSH流大は「勝てるチャンスが数パーセントきたと思った」と振り返る。相手のキックがポストを外れ、FB松島幸太朗がトライゾーン内でボールを確保。チームは相手の反則を挟みながら約100メートルを前進し、ホーンから4分後、途中出場のプロップ森川が逆転サヨナラトライを決めた。

黄色いユニフォームの選手たちが歓喜の輪を作る中、前半を17点リードしながら後半は防戦一方だっただけに、喜びもひとしおだ。殊勲の森川は今季限りで引退する流と帝京大の同期生。「途中から出て試合をつぶしかけるところだった。流ら世話になった人たちの顔が浮かんだ」と胸をなで下ろした。

ブラックラムズ東京、痛恨の判断ミス

一方、黒いユニフォームのブラックラムズ東京は、初のプレーオフで勝利を目前にしながら逃した。前半の17点ビハインドを跳ね返し、後半は逆転するも、最後の攻防で判断ミスが響いた。

ニュージーランド代表89キャップを誇るSHペレナラ主将は、逆転負けの起点となった最後のペナルティゴールについて「イチゴ(SO中楠)に狙わせたのは私の判断」と説明。「スクラムを選ぶべきだったかもしれない」と悔やみ、「この試合の映像は当分の間、見たくない」と悔しさをにじませた。

試合後、相手選手と健闘をたたえ合う東京サンゴリアスの流(右から2人目)の姿が印象的だった。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ