岐阜県立羽島特別支援学校の教諭、浜口柊さん(29)が5月末にポーランドで開催された「世界ベンチプレス大会」の男子59キロ級において、172.5キロのバーベルを持ち上げ、見事世界一の座を獲得しました。浜口さんは既に帰国し、6月1日には同校で試合の映像を児童たちと鑑賞しながら、挑戦することの大切さについて語りました。
世界大会での熱戦
浜口さんが世界大会に出場するのは、2024年のアメリカ大会に続き2度目です。前回は惜しくも2位に終わりましたが、今回はアメリカやオランダなどから計7選手が参加した5月28日の大会で、1回目に167.5キロのバーベルを持ち上げることに成功。2回目は失敗したものの、最終試技となった3回目で172.5キロを見事に挙げました。ジョージアの選手と同重量でしたが、試合前の計量で体重が軽かった浜口さんが優勝に輝きました。
学校での祝福と指導
浜口さんは6月1日に学校に復帰。日本代表のジャージー姿で担任を務める小学4年生の教室に入ると、手作りの横断幕を掲げた児童たちが「金メダルおめでとう」と祝福しました。その後、試合の映像を一緒に視聴し、浜口さんがバーベルを持ち上げる場面では大きな拍手が起こりました。児童(9)は「先生が世界チャンピオンになったのはかっこいい」と興奮気味に話しました。
浜口さんは、応援してくれる学校の子どもたちの思いに応えようと夢中で持ち上げたといい、「少しでも特別支援学校の存在を広めたいと思いながら競技を続けています。優勝できて最高の気分です」と語りました。
今後の展望
浜口さんの快挙は、特別支援学校の教諭としての活動と並行して競技に取り組む姿勢が多くの人々に感銘を与えています。今後も児童たちの模範として、挑戦し続けることの大切さを伝えていくことでしょう。



