クラウドファンディングで夢の表彰台へ 冬季パラ・アルペンの小池岳太が挑む最後の戦い
クラファンで夢の表彰台へ 冬季パラ・アルペンの小池岳太

クラウドファンディングで夢の表彰台へ 冬季パラ・アルペンの小池岳太が挑む最後の戦い

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックのアルペンスキーに挑む小池岳太選手(43歳)。これまでの最高成績は9位に留まっているが、「負けっ放しでは終われない」という強い意志を胸に、夢の表彰台を目指している。6大会連続の出場を果たした背景には、クラウドファンディングや借金で不足する遠征費をまかなった苦労があった。

資金難を乗り越えた武者修行

「最後の挑戦にぜひ力を貸してください! 夢を共に!」。2024年11月、小池選手はクラウドファンディングで支援を呼びかけた。出場権を懸ける海外試合への渡航資金が不足していたためだ。この呼びかけに応え、2カ月弱で122人から計約300万円が集まり、危機を脱した。

大学生時代のオートバイ事故で左腕にまひが残り、競技を始めた小池選手。これまで保険金や所属先の支援で活動を続け、2006年のトリノ大会からパラリンピックに出場してきた。しかし、成績不振や渡航費の高騰により自己負担が増加。借金は約200万円に膨らみ、頼みの綱となったのがクラウドファンディングだった。

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透明性のある活動で信頼を獲得

クラウドファンディングのページでは、活動費の内訳を詳細に公開。支援者への透明性を示すことで信頼を築き、欧州での世界選手権などへの参加を実現した。この結果、2025年末には日本代表に内定し、ミラノ・コルティナ大会への切符を手にした。

国際大会を単身で転戦する「武者修行」を通じて、心技体を鍛え上げた小池選手。表彰台への道のりは険しいが、多くの支援に支えられた挑戦は、スポーツ界に新たな希望をもたらしている。43歳のアスリートが最後の舞台で輝く瞬間に、注目が集まる。

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