木原官房長官「報道監視の意図ない」と説明 内閣広報官がXアカウント開設
木原官房長官「報道監視の意図ない」 内閣広報官X開設

内閣広報官がXアカウントを開設

佐伯耕三内閣広報官は2日、自身のX(旧ツイッター)アカウントを正式に開設した。これは、高市早苗首相の身近な立場からその動向を発信し、首相官邸の情報発信力を強化する狙いがある。首相自身もXでの発信を積極的に行っており、SNSを重視する姿勢が際立っている。

佐伯広報官の経歴と試行期間

佐伯氏は経済産業省出身で、2017年に当時の安倍晋三首相の首相秘書官に就任し、安倍氏の演説原稿を執筆するスピーチライターを務めた。その後、高市政権が発足した2026年1月に内閣広報官に就任した。今回のアカウント開設に先立ち、5月1日から「内閣広報室試行アカウント」として試験運用を開始。報道陣には公開されていない首相の韓国・李在明大統領へのメガネ贈呈シーンなどを投稿し、フォロワー数は10万人を超えた。

木原官房長官の説明

1カ月の試行期間を経て、2日にアカウント名を「内閣広報官」に変更し本格運用を開始した。木原稔官房長官は2日の記者会見で、「新たな広報の試みとして意義があった。より柔軟でタイムリーな発信を目指し、効果的な広報につなげたい」と述べた。試行期間中には報道を論評する投稿もあり、報道の萎縮を懸念する声が上がったが、木原氏は「重要施策に関する事実や政府の考えを伝えるためのもので、報道を監視する意図はない」と明確に否定した。

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今後の広報戦略

政府はSNSを活用した情報発信を強化しており、首相自身もXで頻繁に投稿している。今回の広報官アカウント開設は、従来の記者会見やプレスリリースに加え、より直接的な情報伝達手段を確保する狙いがある。専門家からは、迅速な情報発信が可能となる一方で、情報の正確性や公平性の確保が課題になるとの指摘もある。政府は今後もSNSを活用した広報を推進し、国民への情報提供を充実させる方針だ。

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