ミラノ・コルティナ五輪閉幕、持続可能性と選手交流の課題浮き彫りに
ミラノ・コルティナ五輪閉幕、持続可能性と交流課題

ミラノ・コルティナオリンピックが閉幕、持続可能性への模索続く

ミラノ・コルティナオリンピックは2月22日、全競技が終了し、閉会式が行われた。閉会式の会場は、ミラノとコルティナダンペッツォの中間に位置する世界遺産の円形闘技場で実施され、イタリア歌劇の巨匠の作品を演じ、映像と音楽を駆使した演出が披露された。若い世代に人気の海外ミュージシャンを起用したこの演出は、史上初の広域開催で過去と未来が融合した「新たなイタリアの魂」をテーマにした大会を象徴していた。

選手の活躍と観客の声援

連日盛況だった会場も多く、フィギュアスケートの日本チームでは、コロナ禍で観戦者を制限した2022年北京大会を経験した選手らが躍動し、観客から声援を浴びる喜びと感謝を語った。大会の競技施設はほとんどが既存または仮設で、コスト増加や気候変動といった課題を抱える冬季五輪の新たなあり方を示した。

広域開催による課題と選手交流の限界

一方、会場間の移動では、渋滞や悪天候などで混乱があった。氷上競技が行われたミラノの選手村に滞在した選手からは、「雪の競技の選手に会えず残念」「(競技別の)世界選手権のような感じ」との声も聞かれた。この広域開催は、持続可能な運営を目指す一方で、選手間の交流や相互理解といった五輪の理念を損なう可能性を浮き彫りにした。

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未来の五輪への展望

2030年大会も広域開催が検討されており、スピードスケートは施設が充実するオランダなど国外で開催する案も出ている。持続可能な運営と、交流や相互理解といった五輪の理念をどう両立させるか。模索は続いており、今後の冬季オリンピックの在り方に大きな影響を与えるだろう。

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