長谷川帝勝、銀メダルで世界に輝く!卒業文集の誓いが実現
圧倒的な練習量を誇る「努力の天才」が、世界の舞台でその実力を証明した。2026年2月18日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード男子スロープスタイルで、長谷川帝勝選手(20歳)が見事な銀メダルを獲得。今大会で好調を続ける日本スノーボード界に、新たな歴史の一ページを刻んだ。
名前の由来はタイガー・ウッズ、父の願い込められ
愛知県岩倉市出身の長谷川選手。その名前の由来は、世界的なプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手にちなんでいる。父の俊介さん(51歳)は、「強く、何事もトップを目指してほしい」という願いを込めて名付けたという。スノーボード好きの父に連れられ、わずか4歳でいきなりリフトに乗り、雪上での第一歩を踏み出した。
「誰よりも練習しないと勝てない」、幼少期からの鍛錬
父の俊介さんから「誰よりも練習しないと勝てるようにならない」と促され、長谷川選手は自宅から岐阜や富山のスキー場へ毎週のように通い、夢中になって滑り続けた。練習中に疲れ果て、リフト代わりのカートで移動しながら眠ってしまったこともあるほど、その情熱は並々ならぬものだった。
小学校の卒業文集には、「今やるべきことは、毎日一分一秒も無駄にせずに練習することです」と記され、当時から努力を惜しまない姿勢が窺える。当時を知るコーチの阪西翔さん(43歳)は、「彼より練習している人を見たことがない」と語り、その鍛錬ぶりを高く評価している。
才能が開花、世界舞台で次々と快挙
長谷川選手の才能は、一気に開花した。2021年、15歳で世界ジュニア選手権のビッグエアを制覇。2023年には世界選手権で日本人初の優勝を果たし、国際的な注目を集めた。今大会では、得意のビッグエアで11位に終わったものの、スロープスタイルで日本勢初のメダル獲得という快挙を達成。金メダルの蘇翊鳴選手と抱き合う姿は、感動的な瞬間を演出した。
「コツコツとやったことが実を結んだ」、感謝の言葉
メダル獲得後、長谷川選手は「コツコツとやったことが実を結んだ。環境を作ってくれた周りの人たちのおかげです」と語り、胸元にはこれまでの努力の結晶が輝いていた。この銀メダルは、幼少期からの地道な練習と、家族やコーチたちの支えがあってこそ成し遂げられた成果と言える。
長谷川帝勝選手の活躍は、ミラノ・コルティナオリンピックにおける日本スノーボード界の新たな金字塔として、歴史に刻まれることだろう。



