ミラノ・コルティナ五輪 カーリング女子、デンマーク戦でも苦杯 連敗スタートに
ミラノ・コルティナオリンピックは12日、各地で競技が行われた。カーリング女子1次リーグでは、日本チーム(フォルティウス)が初戦のスウェーデン戦に続き、デンマークにも7-10で敗れ、連敗スタートとなった。序盤の劣勢から追い上げ、第8エンドで同点に追いつく粘りを見せたが、延長戦の第11エンドで相手の決定的な投球を許し、惜しくも敗退した。
氷の状態の読みづらさが試合を左右
日本は第1エンドに不利な先攻で得点する「スチール」を決め、好スタートを切った。しかし、その後はスキップの吉村紗也香選手が「氷の予想が裏切られることが多い」と語るように、氷の状態の読みづらさに苦しみ、ショットがかみ合わない場面が続出。逆にデンマークに連続スチールを許すなど、追いかける展開に陥った。
試合中には、船山弓枝コーチと作戦を練る吉村選手の姿も見られ、チームはタイムアウトを活用して対応を模索。最大3点差を詰め、終盤まで勝負の行方が分からない緊迫した試合に持ち込んだが、延長戦で決着がつき、連敗を喫する結果となった。
後半の粘りとコミュニケーション改善が収穫
一方で、この試合では前戦の教訓を生かした改善点も見られた。初戦では観客の歓声で選手間の声が通りにくかったため、ジェスチャーを多用したり、近くに話しに行く回数を増やしたりして、コミュニケーションを密にとる工夫がなされた。これにより、意思疎通の面では前進が見られた。
吉村選手は試合後、「後半はなんとか粘れて、1試合目より形はできている」と振り返り、2敗を今後の試合に活かす意欲を示した。チームは劣勢の中でも最後まで戦い抜く姿勢を見せ、今後の成長への期待が高まる内容となった。
ミラノ・コルティナオリンピックは今後も続き、日本チームがこの経験を糧に巻き返しを図るか注目される。冬季スポーツの熱戦は、氷上の駆け引きとチームワークが鍵を握っている。



