ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕間近、街は電飾で6競技を表現し大会ムードが高まる
2026年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの開幕が6日に迫る中、イタリア・ミラノの中心部では大会ムードを盛り上げるための特別な装飾が施されている。観光名所であるドゥオーモ(大聖堂)から延びる通りでは、オリンピック競技とともにパラリンピックの6競技が電飾で表現され、夜の街を華やかに彩っている。
電飾でピクトグラムのように表現されたパラ競技
車いすカーリングやノルディックスキー距離など、パラリンピックの6競技は、ピクトグラム(絵文字)のように約2メートル四方の大きさに形づくられ、周囲の建物からワイヤでつるされている。この電飾は、大会への関心を高め、訪れる人々にパラスポーツの魅力を視覚的に伝える役割を果たしている。
近くのレストランで働くアントニオ・カプートさん(40)は、ミラノで開催されるパラアイスホッケーについて、「倒れても倒れても起き上がる選手たちを尊敬している」と語り、大会を心待ちにしていることを明かした。地元住民や観光客からも、この装飾に対する好意的な反応が聞かれ、街全体がパラリンピックを祝福する雰囲気に包まれている。
公式グッズの人気爆発と転売問題
大会の公式グッズ店では、オリンピック期間中に人気を集めたマスコット「ティナ」と「ミロ」のぬいぐるみが売り切れ状態となっている。公式オンラインショップでも在庫切れが相次ぎ、オークションサイトでは転売が行われる事態に発展している。この人気は、パラリンピックに対する一般の関心の高さを反映しており、大会への期待感が増している証左と言える。
日本選手団44名の活躍に期待
ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックは、開会式に先立って4日(日本時間5日未明)に車いすカーリングがスタートする。日本勢は、新種目の混合ダブルスに小川亜希、中島洋治組(チーム中島)が出場し、1次リーグ初戦で中国と対戦する。
日本選手団は、海外開催で最多となる44選手が出場予定で、以下のような活躍が期待されている。
- アルペンスキー:男女のエース、村岡桃佳と森井大輝(トヨタ自動車)が出場。7日に滑降が行われ、メダル1号が期待される。
- パラアイスホッケー:7日に競技が始まり、日本は1次リーグ初戦でチェコと対戦する。3日にはミラノで日本代表が練習に臨んだ。
大会関係者は、中東情勢など国際的な動向にも注視しながら、安全で成功裡な大会運営を目指している。パラリンピックは、障害者スポーツの魅力を世界に発信する重要な機会であり、選手たちの奮闘に注目が集まっている。



