千葉百音、五輪デビューで重圧を跳ね返しSP4位 「自分を信じて」の滑りで表彰台へ前進
千葉百音、五輪SP4位で重圧跳ね返す 「自分を信じて」滑り

千葉百音、五輪デビューで重圧を跳ね返す滑りを披露 SP4位で表彰台へ前進

2026年2月18日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子シングルショートプログラムで、千葉百音(もね、木下グループ)が上々のデビューを飾った。17歳の若きスケーターは、幼い頃から憧れていた五輪の舞台で、重圧をはね返す滑りを見せ、74.00点を獲得して4位に躍進した。演技後には、やりきった表情で両拳を軽く握り、満足感をにじませた。

緊張を乗り越え、本番で輝いたパフォーマンス

最終滑走としてリンクに登場した千葉は、6分間練習では緊張から動きがやや硬かったものの、本番の曲が始まると表情が一気に明るくなった。冒頭のフリップ―トーループの連続3回転では回転不足を指摘されたが、ダブルアクセル(2回転半)と3回転ルッツを着氷させ、ジャンプを跳ぶたびに場内から歓声が沸き起こった。

持ち味であるしなやかで優雅なスケーティングで観客を楽しませ、中盤には手拍子も起こるなど、会場を盛り上げた。千葉は「自分を信じてやるだけ」と語っていた通り、集中力を最後まで切らさずに滑りきり、強いメンタリティを発揮した。

自己ベストには及ばずも、表彰台を狙える位置に

昨年12月のグランプリファイナルでマークした自己最高の77.27点には及ばなかったものの、74.00点でSP4位を確保。これは表彰台も十分に狙える位置であり、19日のフリーへ好スタートを切った形だ。1月下旬の四大陸選手権ではジャンプのミスが目立ち、大会後には心配を感じた時期もあったが、イタリア入り後の練習で調子を上げ、大舞台でも臆することなく滑りきった。

千葉のこの滑りは、重圧を跳ね返す精神力と技術の高さを示すものとなった。今後のフリーでの活躍が期待される。