鹿児島市議会議員が町内会に栄養ドリンク提供、所属会派の団長が引責辞任へ…公選法抵触問題
鹿児島市議会議員が町内会に栄養ドリンク提供、団長が引責辞任

鹿児島市議会議員の栄養ドリンク提供問題で会派団長が引責辞任へ

鹿児島市議会において、議員による地元町内会への栄養ドリンク提供が公職選挙法に抵触する可能性があるとして、大きな波紋が広がっています。この問題に関連し、当該議員が所属する市議会会派の団長が、責任を取って辞任する意向を示しました。

鵜狩友江議員の行為と公選法違反の疑い

問題となっているのは、鹿児島市議会の鵜狩友江議員(48歳)が、自身の地元町内会に対して栄養ドリンクを提供した行為です。公職選挙法は、選挙区内での寄付行為を明確に禁止しており、この提供が同法に抵触するのではないかと指摘されています。

鵜狩議員は「立憲・社民鹿児島市議会議員団」に所属しており、この会派が問題の調査に乗り出していました。しかし、調査の過程で、他会派から疑義が提起されたことから、再調査を行うことが決定されました。

大森忍団長の引責辞任と今後の対応

2026年2月17日に行われた鹿児島市議会運営委員会において、同議員団の委員が、大森忍団長(67歳)が団長職を引責辞任する意向を明らかにしました。この報告は、公職選挙法違反の疑いがある行為について、指導監督責任を取る形での辞任を示すものです。

大森団長の辞任方針は、会派内での責任の所在を明確にするとともに、問題の深刻さを浮き彫りにしています。今後、再調査が実施されることで、詳細な事実関係の解明が進められる見込みです。

地域政治への影響と今後の展開

この問題は、地方議会における倫理規定と法令遵守の重要性を改めて問う事例となりました。栄養ドリンクの提供という一見ささやかな行為が、公職選挙法という重大な法律に抵触する可能性がある点は、議員活動の細部まで注意が必要であることを示唆しています。

鹿児島市議会では、引き続き調査が進められ、最終的な結論が待たれます。この件が、地域の政治信頼回復につながる適切な対応となるか、注目が集まっています。