坂本花織、現役生活の最終章を世界選手権で締めくくる決意
フィギュアスケートの坂本花織選手(シスメックス)が、現役最後の競技会として、2026年3月下旬にチェコ・プラハで開催される世界選手権への出場を正式に表明しました。この決意は、7日に大阪市内で行われたスポーツアンバサダーを務めるオメガのトークイベントにおいて、明らかにされたものです。
五輪後の心境と世界選手権への思い
坂本選手は、2026年2月にイタリアのミラノ・コルティナで開催された冬季オリンピックにおいて、団体戦と女子シングルで銀メダルを獲得する快挙を達成しました。五輪期間中は、世界選手権への出場について明確なコメントを控えていましたが、この日のイベントで心境を語りました。
司会者からの質問に対し、「現役最後は今月末の世界選手権になるので、自分自身が満足できる、これでしっかりやりきれたと思えるような試合にしたい」と力強く述べています。五輪の個人戦が大会終盤に組まれていたことから、「ストレスがすごかったが、帰ってきてからはリフレッシュできている。肩の荷がおりました」と振り返り、終了後は思う存分に睡眠を取ったり、好物の寿司を楽しむ時間を持てたことも明かしました。
引退後の進路と将来の展望
現役引退後の計画について、坂本選手は明確なビジョンを提示しています。「最終的にはインストラクターになって育成の方に全集中したい」と語り、指導者として次世代のスケーター育成に携わりたい意向を強調しました。その一方で、引退直後からインストラクターになるまでの期間については、アイスショーなどにも出演して活動を続けていきたいと述べ、競技者からエンターテイナーへのスムーズな移行を図る考えを示しています。
この発表は、坂本選手の競技生活における重要な節目を告げるものであり、ファンや関係者から大きな注目を集めています。世界選手権では、銀メダリストとしての実力と経験を存分に発揮し、有終の美を飾ることが期待されます。



