三浦璃来選手、地元・宝塚市で偉業報告 両親への深い感謝を明かす
2026年3月2日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケートペアで金メダル、団体で銀メダルを獲得した三浦璃来選手(24)が、出身地である兵庫県宝塚市役所を訪れ、地元関係者に偉業達成を報告しました。愛称「りくりゅう」として知られる同選手は、約100人の市職員や市議から温かい拍手で出迎えられました。
市民の宝として称賛 市長から花束贈呈
森臨太郎市長は市長室で三浦選手に花束を贈呈し、懇談を実施。「三浦選手は、私たち22万人の市民の宝であり、誇りです」とたたえました。これに対し、三浦選手は「宝塚市民として、オリンピックでメダルを取れたことを心からうれしく思う」と喜びを語りました。
両親への感謝の言葉 「20年間の支えに感謝」
記者会見では、実家で飼っている猫のエピソードも披露。小学生の時にスケートリンク近くで拾った猫が、帰宅時には玄関で出迎えてくれるといいます。両親にはメダルを見せながら、「この20年間、支えてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えたと明かしました。「面と向かってお礼を言うのは恥ずかしかったけど、今回、言葉を伝えることができて良かった」と、率直な気持ちを語りました。
地元愛と日常の一コマ 宝塚駅前散策で実感
時差ボケのため夕方5時から就寝する生活を送っているという三浦選手ですが、宝塚駅が好きで、帰宅した翌日には駅前のショッピングセンター「ソリオ」を一人で散策。その際、「実家に戻ってきた」と実感したといいます。街を歩いていると、「応援しています」と声をかけられることも多く、「地元のみなさまの温かいご声援のおかげで滑りきることができ、メダルを取ることができた。ありがたいなと思った」と感謝の念を述べました。
小学生時代の経験が礎に 空手で精神力鍛える
小学生時代には精神力を鍛えるため空手を習い、「心身ともに強くなったと思う」と振り返りました。また、宝塚歌劇については「フィギュアスケートと演技の部分で重なる。シーズンオフに行ける日があれば、ぜひ一度見てみたい」と関心を示しました。かつてチケットが配られて観劇できる機会があったものの、試合と重なり見られなかったというエピソードも明かしました。
4年前の目標を達成 日々の積み重ねに感謝
4年前に市役所を訪れた際には「次の五輪ではメダル争いに食い込みたい」と語っていましたが、今回その目標を達成。「失敗もあったけど、つらい食事管理や毎日のトレーニングを乗り越えてきたので、それを信じて挑むことができた。日々の積み重ねに感謝です」と、努力の過程を振り返りました。
将来の夢は指導者 地方での才能発掘を志望
将来については、ペアを組む木原龍一選手と共に指導者になりたいとの意向を示しました。「最初は私自身が地方に出向いてトライアウト(才能発掘)したいと思っている」と、地方での活動にも意欲を見せています。三浦選手は宝塚市立の宝塚小学校、御殿山中学校を卒業後、向陽台高校(大阪府)、中京大学(愛知県)に進学。両親は現在も宝塚市在住です。



